交流大学

グリフィス大学

グリフィス大学説明

グリフィス大学(Griffith University:GU)は、オーストラリアのクイーンズランド州にある公立大学で、1)Gold Coast campus(ゴールドコースト)、2)Logan campus(ローガン)、3)Mount Gravatt campus(マウントグラヴァット)、4)Nathan campus(ネイサン)、5)South Bank campus(サウスバンク)の5つのキャンパスを有しています。1971年に創立されて以来、多種多様なコース・プログラムを提供しており、私達が関係する医療・保健領域に関しても、医学・看護学・作業療法学・理学療法学はもちろんのこと、運動科学・栄養学・公衆衛生・社会福祉など、医療・福祉に関するほぼ全ての領域のプログラムを有しております。GUが選ばれる理由として1)世界大学上位3%にランクイン、2)5万人を超える学生数、130ヶ国から8500人を超える留学生、3)産業界と連携した体験型学習、4)就職に強い大学で5つ星評価を獲得、5)学生を「グローバル社会における世界市民」として育成、この5つが挙げられ、このようなGU大学と、2020年3月より、理学療法学専攻・作業療法学専攻学生の海外リハビリテーション研修がゴールドコーストキャンパスで開始されることになりました。

シンガポール国立大学看護学アリス・リーセンター
Alice Lee Centre for Nursing Studies, National University of Singapore

シンガポール国立大学看護学アリス・リーセンター

シンガポール国立大学は、1905年に設立された11の学部からなる総合大学で、国際的にも高い評価を受けています。東南アジア諸国、中国、欧米やアフリカなどを含め100ヶ国以上からの留学生を迎えている、非常に国際色豊かな大学でもあります。その中で2006年に開校した看護学部は、国内で唯一の看護学士が得られる大学であり、将来的にシンガポールの看護を主導的に担える人材の育成を目標としています。多くの先進的な教育が実践されており、特にシミュレーション教育システムが充実していていることでも知られています。本学は、学生の相互訪問を目的とした国際交流の部局間協定を、平成28年3月に締結しました。例年、シンガポールから看護の学生が秋田を約1週間訪れて秋田の地域医療や文化等を学習し、その後本学の看護の学生がシンガポールを訪れて、当地の多彩な文化や学習環境を学びます。シンガポールとの様々な交流を通して、本学学生の国際的視野が益々広がることが期待されます。

Alice Lee Center for Nursing Studies: http://medicine.nus.edu.sg/nursing/

スラナリー工科大学
Suranaree University of Technology: SUT

スラナリー工科大学

スラナリー工科大学 (SUT) は、タイの首都バンコクから約200km離れたナーコン・ラチャシーマというタイ東北部の都市にあります。SUTの周囲は田園地帯が広がり、緑に満ちた景観です。SUTとの国際交流は、平成26年に(株)北都銀行の補助を受けてはじまりました。平成27年には共同研究を目的に教員1名が地域の訪問看護ステーションを訪れ、SUTの地域看護学実習に同行しました。その中で、家族が献身的に地域医療へ参加している様子がとても印象的でした。2019年度より看護学生の海外研修をはじめました。

Suranaree University of Technology: http://www.sut.ac.th/

チェンマイ大学
Chiang Mai University: CMU

チェンマイ大学

チェンマイ市はタイの首都バンコクから約800km離れたタイ北部の都市です。都市の中には多くの山があり、チェンマイ市内から西部に位置するノンタノン山(標高2,575メートル)は象徴的な景観です。チェンマイ大学(CMU)は、それらの山脈の麓に4平方キロメートルのメインキャンパスを構えており、現在では20の学部を持つタイ国内屈指の高等教育機関です。平成27年には共同研究を目的に教員1名がCMUの医療技術学部作業療法学科を訪れました。その訪問の中で、CMUでは特に地域に設置されているDay-Care Centerを拠点とした地域医療に力を入れていると感じました。その他に、伝統治療やエレファント・セラピーなどチェンマイ独自の治療法もありました。2018年度より理学療法・作業療法学専攻学生の海外研修をはじめました。

Chiang Mai University: http://www.cmu.ac.th/

王立ブータン大学健康科学院
Faculty of Nursing and Public Health, The Royal University of Bhutan

王立ブータン大学健康科学院

ブータンは「幸せの国」と呼ばれ、国の富を物質的な豊かさではなく、心の豊かさ「国民総幸福量」と掲げたことで世界的に脚光を浴びました。ブータンの医療や看護は発展途上ですが、物資に恵まれた日本と比較することで、医療や看護の本質(Essence)に気がつかされると思います。また、入院中も献身的に付き添い、家族の看護をするブータンの家族からは家族の看護力や家族がそばにいることによる患者さんへの良い影響について感じさせられました。平成25年から毎年教員1名と学生2名を二週間ブータンに派遣し、交流を図りました。「現在は交流を行っておりません。」

Faculty of Nursing and Public Health: http://www.rihs.edu.bt