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保健学科をめざす皆様へ

入学試験の概要

保健学科の募集定員は、看護学専攻70名、理学療法学専攻18名、作業療法学専攻18名で、合格者は推薦入試II、前期および後期日程の一般入試で決定します。推薦入試IIは、大学入試センター試験に加え個別学力検査等として面接、小論文(看護学専攻は除く)を課し、調査書を加えて選抜します。一般入試の前期日程試験では、大学入試センター試験に加え、個別学力検査等として外国語と面接を課して選抜します。後期日程試験では、大学入試センター試験に加え個別学力検査等として、小論文と面接を課して選抜します。また、3年次編入を行っており、その定員は看護学専攻10名、理学療法学専攻2名、作業療法学専攻2名です。それぞれの入試の詳細は、募集要項をご覧ください。

入学定員及び卒業により得られる学位と国家試験受験資格

専攻名 看護学専攻 理学療法学専攻 作業療法学専攻
入学定員*1 70(10) 18(2) 18(2)
学位の名称 学士(看護学) 学士(保健学) 学士(保健学)
国家試験受験資格
  • 看護師
  • 保健師(選択)*2 *4
  • 助産師(選択)*3 *4
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  1. 入学定員の( )内の数は3年次編入学定員です。
  2. 保健師国家試験受験資格は、所定の選択科目を取得した者が得ることができます(人数制限あり)。
  3. 助産師国家試験受験資格は、所定の選択科目を取得した者が得ることができます(人数制限あり)。ただし、3年次編入学生は選択できません。
  4. 保健師国家試験受験資格と助産師国家試験受験資格の重複選択はできません。

平成28年度入学者選抜方法

看護学専攻

試験区分 大学入試センター試験 募集人員(人) 個別学力検査等
推薦入試(II) 課す 20 面接
調査書
一般試験 前期日程 課す 40 英語
面接
後期日程 課す 10 小論文
面接

理学療法学専攻

試験区分 大学入試センター試験 募集人員(人) 個別学力検査等
推薦入試(II) 課す 6 小論文
面接
調査書
一般試験 前期日程 課す 10 英語
面接
後期日程 課す 2 小論文
面接

作業療法学専攻

試験区分 大学入試センター試験 募集人員(人) 個別学力検査等
推薦入試(II) 課す 5 小論文
面接
調査書
一般試験 前期日程 課す 10 英語
面接
後期日程 課す 3 小論文
面接

保健学科長からのメッセージ

 保健学科への入学を志す皆様には、まず高等学校等で学ぶ各科目について偏りのない知識を身につけてほしいと思います。保健学はきわめて実践的な学問であり、その基礎となる自然科学および人文科学の知識は広範囲にわたるからです。また、保健学は人を対象とした学問であり、相手の悩みを自らの悩みとして理解できる能力が求められます。高校時代に、他者に関心を持ち基本的なコミュニケーション能力を養うことが、将来の学習の基盤となります。そして、様々な学習の機会を利用して現代社会が抱える医療や保健活動の課題に関心を持ち、自分が人々の健康や福祉に寄与するにはどうしたらよいのかを考えましょう。何事にも向上心をもって努力し続ける方々に、保健学科へ入学してほしいと考えています。以下に、本学の教育の特色を紹介します。各専攻のアドミッション・ポリシーも、是非ご覧ください。

1.学際教育の充実

 保健学とは、様々な健康問題の維持、増進についての合理的かつ科学的なアプローチ方法を探求することに加えて、最後までその人がその人らしく生きるための精神的、社会的支援をどのように行うべきかを多彩な視点から探求する学問で、極めて学際的な学問です。そこで、保健学の土台を形成する学際領域の教育すなわち倫理学、文化人類学、教育学、社会学、情報学、人間関係論等の学際領域について、本学では秋田大学の他学部の密接な協力により、充実した教育が行われています。

2.高度な問題解決能力を育む教育

高度な問題解決能力を育む教育

 本学では、高度な問題解決能力を育むためのチュートリアル教育、少人数による双方向型授業、早期体験学習など、多様な教育方法の工夫を行っています。看護学専攻では、様々な分野で双方向型の授業形態を導入し、4年次からはチューター制による卒業研究の指導を通して問題解決能力の育成に努めています。理学療法学専攻では、基本的技術を1年次から実地臨床に即した形で学習させ、4年次の総合臨床実習終了時点で高い実践能力が身に着くようにしています。作業療法学専攻では、複数学年にまたがるアクティブ・ラーニングを導入し、学生の実践能力の向上を図り、4年次の総合臨床実習に繋げています。
 例えば、自由課題の企画発表ポスターを作成したり、環境整備の一環として実際に取り組んだトイレ・洗面台の飾りつけを行ったりしています。

3.地域・在宅医療の教育強化

地域・在宅医療の教育強化

 本学では、地域の生活モデルで患者を捉えたケアが提供できる優秀なコ・メディカルの育成を目指し、カリキュラムを改定しています。地域における多職種連携やネットワークづくりを想定した科目を開設するとともに、医学科との合同授業も行われています。また、本学の関連施設として、地域包括ケア・介護予防研修センターを開設しています。センターでは、高齢化率全国1位の秋田県の地域包括ケアシステム構築に向けて大学の持つ機能を用いて貢献することを目的としており、研修活動には本学の一部学生もボランティアとして参加しています。
 例えば、秋田大学COC事業「認知症になっても安心して暮らせる若者参加型地域づくり」では、認知症カフェを開設していて、本学の学生がキャンパスサポーターとして参加しています。この認知症カフェは、一般の方が病気の事、介護の事、その他なんでも…学生スタッフとおしゃべりしながら認知症の理解を深め、日頃の介護の疲れを癒してもらうことを目的としています。

4.グローバルな人材の育成

グローバルな人材の育成

 国際的な視野を有するグローバルな人材の育成を目的として、保健学科内に国際交流センターを設置しています。センターでは、学部学生の海外研修の促進、留学生の受入の拡大、海外の医療機関並びに研究者との交流の促進を課題として活動を行っています。現在、ブータンKG医科学大学、タイのスラナリー工科大学、チェンマイ大学、シンガポール国立大学看護学部・アリス・リーセンターと国際交流を行っています。看護学専攻の学生は、3年次になるとシンガポール国立大学看護学部やブータンKG医科学大学看護公衆衛生学部への短期研修の機会があります。
 選抜された看護学専攻3年次学生4名は、シンガポール国立大学にて1週間の研修に参加することができます。病院見学や看護の授業に参加させていただき、異なった文化に触れながら、シンガポールの病院での看護や看護教育を学ぶことができます。また、シンガポールの看護学生も本学で1週間の研修を行います。研修の期間、本学の学生も参加して、「ネット回線でシンガポール国立大学の教員と繋がりながらのシミュレーション授業」という新しい試みを行っています。シミュレーション人形を使いながら、同僚や患者が外国人であるときのコミュニケーションを学習します。
 また、ブータンでの短期研修に参加する学生には旅費の支援、シンガポールでの短期研修には、滞在費の支援を行っております。

5.学生の意欲的な学習や社会参加の促進

学生の意欲的な学習や社会参加の促進 学生の意欲的な学習や社会参加の促進

 本学では、学生が意欲をもって学習することを促進するため、4年次に成績優秀者に対して表彰と奨励金の授与を行っています。そして理学療法学専攻、作業療法学専攻では、成績優秀な卒業生に対して、全国リハビリテーション学校協会、日本理学療法士協会、日本作業療法士協会からの優秀賞を毎年授与しております。
 また、様々な教員が学生にボランティア活動を呼び掛け、社会参加が身近に体験できる機会を積極的に設けています。一部の看護学専攻の学生は、附属病院の小児科病棟で、入院中の子ども達にゲームや読み聞かせなどを行うボランティア活動を行っています。入院中の子ども達の体調や希望に合わせてゲームなどを一緒に行い身近な「お兄さん」「お姉さん」的な立場で子どものサポートを行っています。
 理学療法学専攻では、小学生の野球少年を対象として野球肘予防のための身体づくりや投球フォームの指導などを目的とした講座を秋田県で展開しています。これには本学の学生も多数参加しています。

学生からのメッセージ

看護学専攻1年次のSさんから

秋田大学医学部保健学科は、看護学・理学療法学・作業療法学の3専攻に分かれており、1年次では3専攻ともに週3日手形キャンパスの授業を受けます。手形キャンパスでは、憲法や法律、心理学などの一般的な教養を学びます。ここでは、数多くある講義の中から自分の興味のあるものに関して学ぶことができます。さらにこれらの講義では医学部以外の他学生と講義が一緒になることもあり、多くの刺激を受けることができることは、総合大学である秋田大学の大きな魅力でもあると思います。講義のみならず、サークルや部活動などを通しても他学生との交流を深めることもできます。本道キャンパス、手形キャンパスとサークルは分かれていますが、どちらに加入することに制限はありません。保健学科に所属している学生でも手形キャンパスのサークルに加入している学生もいます。 また、本道キャンパスでの講義では3専攻合同で受けるものも多く、互いに医療現場での関わり合いや具体的な活動についても学ぶことができます。看護学専攻に関しては、看護環境を整える技術や看護の基本的な概念などを学びます。演習では、少人数のグループに分かれ行うので、一人一人丁寧に指導してもらうことができ、疑問点などがあってもその場で解決することができるので、安心して演習に臨むことができます。学業に関しては高校とは全く違い、自ら学ぼうとする意欲がなければついていくのが大変になりますが、新しいことを学んでいくという楽しみもあります。 大学では、楽しいことやたいへんなこと、すべて含めて大変有意義な生活を送れています。これから残りの3年間の学びや経験を通して自分の目標とする看護師像を明確にしていきたいと思っています。みなさんも一緒に秋田大学で学びませんか?

理学療法学専攻1年次のRさんから

私は、高校生の時に足を怪我してリハビリを受けたことがきっかけで理学療法というものを知り、将来、理学療法士になりたいと思うようになりました。秋田大学では、学生参加型の授業が展開されていて、仲間との関わり合いを通して人間としても大きく成長できると考えたのが秋田大学を選んだ理由です。ここでの学習は決して楽なものではなく、ハードなことも多くあります。しかし、仲間たちと切磋琢磨しながら成長できるこの環境は、とても素晴らしいと思います。同じ夢を持ったみなさんと会えるのを楽しみにしています。

看護学専攻2年次のNさんから

私は、祖父母の介護時に訪問看護を受けた際、看護師が祖父母の全身管理を的確に行い、自宅で快適に過ごせるように調整をし、家族が不安にならないように配慮をする姿を見て、自分も地域の中で役立つ人になりたいと感じ、看護師を目指しました。看護師の資格を取得するには大学の他にも選択肢がありますが、私が秋田大学を選んだ理由の一つとして、専門分野を学ぶ前に教養を深める様々なカリキュラムが準備されていることが挙げられます。大学4年間で国家試験のための知識だけではなく、考える力を養って、将来医療の様々な分野で活躍できる専門職になりたいと考えたからです。ここは先生方も気さくな方が多く、先生方が医療や地域の中でどのような研究や活動を行っているかを間近で見る機会もあり、とても楽しく看護の勉強をすることができます。秋田大学で共に看護師の勉強をしてみませんか。お待ちしています。

作業療法学専攻2年次のTさんから

私は発達障害の妹のリハビリについていった際、楽しそうに作業療法を受けている妹と、親し気な先生の姿に憧れて、作業療法士を目指すようになりました。秋田大学は少人数クラスのため、横はもちろん、縦のつながりも強くなりやすいです。縦割り班によるグループワークや学年を超えた様々なイベントを通して先輩後輩との仲が深まり、同じ専攻の先輩として、また人生の先輩としても、ありがたいアドバイスをいただけます。また同級生たちとも同じ作業療法士を目指す仲間として切磋琢磨し合い、辛い時には支え合い、共に乗り越えていく良い関係を築くことができます。こうした深い人とのつながりが、医療職に就くにあたって特に重要なことであり、秋田大学で学ぶ強みだと思います。秋田大学で、同じ夢を持った皆さんと出会えることを心待ちにしています。

看護学専攻3年次のIさんから

現在、病院では看護師をはじめ多くの医療職の方が働いており、その中で看護師はそれぞれの医療職をつなぎあわせるという役割を持ち、医療チームの要となっています。看護師の資格をとるには大学以外にも多くの選択肢がありますが、秋田大学では、看護師に求められるチーム医療で大切な知識、考え方を多くのグループワークや演習を通して学ぶことができ、それらに関するカリキュラムが充実しています。そのため、本学では国家試験を乗り越えるためだけの知識だけでなく、その先の臨床に出たときに必要となるチーム医療に関する知識をはじめ、物事を総合的にとらえることのできる幅広い視野を身につけることができます。多くの先生方や一緒に看護師を目指す仲間たちとともに、看護の勉強をしてみませんか。みなさんと会えることを楽しみにしています。

理学療法学専攻3年次のMさんから

現在、理学療法士の養成校は全国に数多くありますが、これまで学んできた中で秋田大学の特徴や強みは、まず人体構造学(解剖学)や人体機能学(生理学)を講義・実習を通してしっかりと学べる点だと思います。これらの教科は理学療法を学ぶ上で基礎となるため重要だとよく言われますが、3年次になった今改めてそれを強く感じます。また超音波診断装置を使用し、筋や骨の構造や機能、そして理学療法場面でそれをどう役立てていくか、それを学べるのも大きな特色だと思います。ぜひ秋田大学で一緒に理学療法学を勉強してみませんか?

作業療法学専攻3年次のMさんから

私は、最初は漠然と病院で働きたい思いで、患者さんと深くかかることができる医療職を探してみたら、作業療法士が自分に向いているのではないかと思いこの進路を選択しました。正直なところ、受験した時はあまり作業療法士が何をするのか良く理解できていなかったのですが、専門性の高い授業が多くなってくるにつれて、仕事に対するイメージがつき、この専攻でよかったと思っています。作業療法士の養成学校は全国にありますが、秋田大学の強みは少人数のクラスのため学生と先生方との距離が近いことだと思います。実習の際、1~2人の学生に一人の先生が付いてくれてアドバイスをもらうことができます。また私は親元から離れた生活をしてみたくて県外から入学しました。秋田県外出身者はたくさんいるので、県外の皆様も是非志望校の一つに考えてみてはどうでしょうか。

看護学専攻4年次のAさんから

現代、訪問看護として看護師が地域で活動することも増えてきましたが、保健師はそれ従来から地域住民が病気にならず健康に生活できるように、病気をもちながらもその人が自分の一生に納得して生活できるように、幅広く活動してきました。私は保健師の活動の広さ、保健医療にとらわれない視野をもって、また「ゆりかごから墓場まで」という代表的な文言からもわかる通り対象の年齢層も固定されることなく多くの方と関わりたいと思い、保健師という進路を選択しました。看護の仕事には柔軟性があり、将来必ずしも病院の看護師になるというわけではありません。看護を学ぶと人間としての優しさが伸びるとともに、今後社会で活躍するうえで必要な広い視野やクリティカルな考え方が身に付くと思います。4年間を私たちの秋田大学で過ごして人間として一歩成長し、高度化する社会に飛び立つ人材になれるよう、頑張ってみてはいかがですか。