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本学の校歌の楽譜が発見されました。

本学(正しくは本学の前身の医療技術短期大学)に校歌があることは、在学中の教員の殆どが知らないことと思います。今回、事務職員が物置の掃除をしていたところ、その奥に眠っていた校歌の楽譜を発見しました。そこで、当時の記憶のある先生から、お話を伺いました。以下、その先生のご記憶からです。

1972年に秋田大学医学部附属の看護学校が設置され、戦後初の新設医学部と附属看護学校の新たなスタートを歩むにあたり、また当時の時代的な高揚感の中で、この校歌が誕生しました。校歌の作詩は当時教育学部の佐々木久春先生、作曲は当時本学で教鞭をとられていた医師、遠藤安行先生のご兄弟で、宮城学院女子大学で音楽を教えられていた遠藤安彦先生でした。歌詞にはナイチンゲール誓詞の趣旨が見事に表現され、当時は式典や行事のたびに歌われていました。そして、この校歌は1989年に秋田大学医療技術短期大学部が設置されたことから、最後に歌う「秋田秋大看学」の歌詞を「秋田医療短大」に変えて歌い継がれました。1990年に理学療法学科、作業療法学科が設置され、新入生入学の式典でもこの校歌の斉唱が行われましたが、それを可能としたのは歌詞が看護に限られたものではなく、各専攻に共通する良き医療人となるための魂が込められていたからです。

ということで、いつからか忘れ去られてしまったこの校歌、再現してみたいと思いませんか?

本学の校歌の楽譜が発見されました。