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同門グループ

AFTTG(Akita Flap and Tissue Transplantation Group)

2016年5月、骨軟部組織欠損に対して組織移植を行う専門グループとして秋田皮弁・組織移植グループ(Akita Flap and Tissue Transplantation Group: AFTTG)が設立されました。

骨軟部腫瘍術後の一期的縫合が不可能な広範囲の組織欠損への対応や、急性期外傷・開放骨折で生じた骨欠損・軟部組織欠損への対応、さらには感染症例や偽関節症例に対しても当グループで治療を行っております。

設立後の手術件数は20件に達しております。移植組織を血管と共に採取し、その血管を移植部位の血管に再度つなぎ合わせるという難易度の高い遊離組織移植も積極的に行っております。

組織移植部位 上肢6例:体幹5例:下肢9例
組織採取部位 広背筋11例:前外側大腿2例:腓骨3例:その他4例
組織移植方法 有茎7例:遊離13例
対象疾患 偽関節1例:皮膚欠損1例:感染3例:開放骨5例:骨軟部腫瘍10例

主な組織移植術

(1)広背筋皮弁

広背筋と呼ばれる背中の大きな筋肉と、その直上の皮膚を採取し移植します。厚みのある大きな組織を採取することができ、死腔を有する症例や広範囲組織欠損症例に多く用いられます。

 

外傷による膝外側の骨軟部組織欠損に対し、広背筋皮弁術を行った。

(2)前外側大腿皮弁

大腿部の前外側から組織を採取し、移植します。採取する組織に筋肉は含まれないため薄い皮弁が採取でき、手や足へ用いるのに適しています。

 

足背軟部腫瘍に対し、広範切除術と前外側大腿皮弁術を行った。

(3)腓骨移植

下腿にある腓骨と呼ばれる長管骨を採取し、移植します。骨と同時に皮膚も移植することができるため、骨欠損と軟部組織欠損を同時に治療することが可能です。また、血流のある骨移植であるため感染に対しても強く、感染性偽関節症例にも適応されます。

   

上腕骨腫瘍に対し、広範切除術と腓骨移植術を行った。

Adviser 島田洋一 土田芳彦
 Director 白幡毅士
 Vice-Director 湯本聡 野坂光司
 Members(五十音順)

  • 伊藤博紀(能代厚生医療センター)
  • 齋藤光(秋田大学)
  • 白幡毅士(由利組合総合病院)
  • 千馬誠悦(中通総合病院)
  • 土江博幸(秋田大学)
  • 永澤博幸(秋田大学)
  • 成田裕一郎(中通総合病院)
  • 野坂光司(秋田大学)
  • 益谷法光(町立羽後病院)
  • 湯浅悠介(市立大森病院)
  • 湯本聡(秋田赤十字病院)