「野球少年向け投球障害予防教室in 北秋田」を開催（R7.11.16）

秋田大学は北秋田市、北秋田市スポーツ少年団のご協力のもと、11月16日（日）に鷹巣体育館において「野球少年向け投球障害予防教室 in 北秋田」を開催しました。

当日は北秋田市スポーツ少年団員45名とその保護者や指導者ら合わせて約100名の参加がありました。今回の教室では、秋田労災病院整形外科の関展寿先生にもご参加いただきました。

参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の本郷道生教授、齊藤明准教授、照井佳乃助教、菊地翼助教、整形外科学講座の木村竜太先生、大学院生等（11名）、保健学科理学療法学専攻の学生（2名）らが運営する12のブースを順番に周り、超音波による肘の障害の有無の確認、骨の発達状況、靭帯や筋肉の状態、筋力や関節角度、柔軟性などを計測し、現在の身体の状態を確認しました。またプロチームでも使用されているスピードガンを使用して球速測定、スイングスピードの測定を行いました。さらにハイスピードカメラを用いた投球フォームのチェック・指導、予防のためのストレッチ指導も実施しました。

今回の様子はNHK「ニュースこまち」でもご紹介いただきました。当日は例年よりも多くの皆様にご来場いただき、会場は熱気に包まれていました。秋田大学では、成長期の障害予防に対する意識が少しずつ地域に根付いていくことを期待し、今後も秋田県内各地で当教室を継続していきます。

開催日時：令和7年11月16日（日）　10：00～15：30
会　　場：鷹巣体育館
主　　催：秋田大学医学部保健学科、北秋田市、秋田大学ひと街づくり研究所
共　　催：秋田大学ウェルビーイング創造センター
後　　援：北秋田市スポーツ少年団
参 加 者：北秋田市スポーツ少年団員 45名
　　　　　保護者・指導者　約55名