国際交流事業

令和5年度 海外看護学生研修受け入れ

令和5年7月10日~14日

シンガポール国立大学・スラナリー工科大学(タイ)の看護学生が来日しました。海外学生の受け入れは、新型コロナウイルス感染症の影響により中止しておりましたが、本年度ようやく再開することができました。シンガポール国立大学の看護学生(4名)、タイ王国のスラナリー工科大学の看護学生(2名)・看護教員(2名)が、秋田大学医学部保健学科にて研修を行いました。本年度のプログラムは、看護学専攻の授業と演習、DXを用いた演習に加え、少子高齢化が進む地域の医療や介護について学べるよう、関連施設や活動の見学(NP、DMAT、地域包括支援センターの事業、特別養護老人ホーム、病院)を行いました。熱心に見学され、積極的な質疑応答があり、多くの学びがあったようです。そしてアクティビティの時間や課外では、本学の看護学生と楽しい時間を共にし、親交を深めることができました。研修が終了し秋田を出発する日には、災害級の大雨に見舞われ心配されましたが、幸い全員が安全に秋田を出発することができました。本プログラムにご協力いただきました皆様、研修をご支援下さった皆様に、深くお礼申し上げます。

国際研究シンポジウム「What health science can do for age friendly city」

令和5年4月25日

英国マンチェスター大学より2名の講師をお招きし、秋田大学保健学科国際交流センター、秋田大学高齢者医療先端研究センター共同企画による国際研究シンポジウム「What health science can do for age friendly city」を開催しました。Tine Buffel教授からは、マンチェスターにおけるエイジフレンドリーな活動の概要について、Sophie Yarker博士からは、「人口の高齢化と都市化」として、都市部の住み慣れた環境での生活に対する学際的視点についてご発表いただきました。本学の久米教授からは、高齢者の社会参加を促進する地域密着型活動について、眞壁教授からは、エイジフレンドリーな街づくりのための仏教の役割について、ご発表いただきました。
討議においては、マンチェスターにおけるエイジフレンドリーな環境を整えるための取り組みに関する質問などがあり、有意義な意見・情報交換ができました。