国際交流事業
令和4年度海外リハビリテーション研修 グリフィス大学(オーストラリア)


令和5年3月4日~15日(理学・作業)
Griffith University(グリフィス大学)でのリハビリテーション研修を行ってまいりました。作業療法・理学療法学専攻にとって初のオーストラリア研修であり、参加学生は作業療法学2名、理学療法学4名、教員は各専攻から1名ずつの総勢8名での海外リハビリテーション研修でした。実はこの海外リハビリテーション研修は3年前に計画されておりましたが、コロナ禍により延期され、今回やっと3年越しの計画が実施できたことになります。
参加した学生にとって初めての海外であり、初めての他国の大学見学と学生との交流。
ワクワクドキドキという思いと、きちんと英語によるコミュニケーションが取れるのか?という不安の中で行われましたが、初日こそ静かにしていた学生も、徐々に慣れてきたのか、積極的にコミュニケーションをとるようになり、四苦八苦しながらも積極的にGUの学生とコミュニケーションをとり授業参加しておりました。この海外リハビリテーション研修に参加した学生は、GUで経験してきたことを色々な形で他の学生に刺激を与えてくれることと思います。この場をお借りして、後援会・同窓会の皆様、ご支援を頂き本当にありがとうございました。
令和4年度海外看護研修 シンガポール国立大学看護学部 アリス・リー・センター

令和5年3月13日~17日(看護)
数年、新型コロナ感染症の影響で実施できなかった本研修ですが、ようやく本年度再開することができました。看護学専攻3年生2名が、シンガポール国立大学看護学アリス・リー・センターにて、学生交換プログラムに基づく研修を行いました。
プログラムでは、日本の文化や秋田大学での学生生活の発表、授業「病態生理・薬理と看護実践」への参加、施設見学では学内の図書館、解剖学博物館、コミュニティホスピタル、ナーシングホーム、リハビリテーションセンターなどに訪れ、多くの学びが得られました。その他、研修外においては、現地の学生がシンガポールの文化や食などを紹介してくれるなど、学生同士の楽しい交流が図れました。
全日程において、シンガポール国立大学の皆様からの心のこもった配慮に深く感謝致します。
令和4年度海外リハビリテーション研修 チェンマイ大学(タイ王国)


令和5年3月5日~3月11日(作業)
平成31年2月以来のチェンマイ大学における海外リハビリテーション研修が行われました。今回、本学作業療法学専攻3年次学生2名がチェンマイ大学へ訪問しました。対象学生はチェンマイ大学作業療法学専攻学生の授業(グループ演習やフィールドワーク)へ参加しました。チェンマイ大学の作業療法教育を体験するとともに、チェンマイ市内の診療クリニックをはじめとするタイの作業療法士や理学療法士が働く臨床現場を学ぶことができました。研修プログラム内では、秋田大学の講義・実習や課外活動について英語プレゼンテーションする情報交換会が設けられ、学生同士の親睦を深めるたいへん有意義な時間となりました。今後もチェンマイ大学と連携しながら、国際的な視点を学ぶことができる海外研修を継続していきます。
令和4年度バーチャル交換留学プログラム(ベルギー、タイ王国、インドネシア、日本)


令和4年10月~令和5年3月(看護・理学・作業)
今年度も昨年度に引き続きバーチャル交換留学プログラムであるVirtual Exchange Program (VEP)を行いました。今回のテーマも持続可能な開発目標(Sustainable development goals: SDGs)としました。ベルギー(Vives University of Applied Sciences)、タイ(Suranaree University of Technology)に加え、インドネシア(WIRA Medika Bali Health College)、と、本学保健学科の4か国の学生が、オンラインを活用して英語で交流しました。3回における発表と意見交換を行いましたが、それぞれのテーマは、①デジタルプライバシー、②うつ病、③気候変動でした。毎回、各国の学生が自国の状況を発表ののち、各国からの専門家からの講義、そして、小グループに分かれて意見交換を行いました。今年度はパンデミック後初の実際に海外への短期留学も行いましたが、その前の準備にもなりました。困難なことに立ち向かうことで自己成長を果たし、そして、国際的な友と普段考えないテーマを共に話し合うことで、これまでの固定観念を崩し新たな視点を得ることができました。
令和4年度保健学科FD講演会 Effects of Exercise on Cognitive and Brain Health

令和4年7月29日
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻国際交流センターは、タイ王国チェンマイ大学のDr. Somporn Sungkarat, PhD. ,PT教授(通称Pan先生)を招聘し、保健学科FD講演会を開催いたしました。
高齢化に伴う諸問題は、日本のみならずタイ王国においても喫緊の課題となっております。そこで本講演会では、Pan先生がチェンマイ大学で取り組んでおられる内容に関し“Effects of Exercise on Cognitive and Brain Health”と題して、運動が認知・身体機能にもたらす効果についてご講演して頂きました。英語による講演でしたが、非常に理解しやすく、ご講演後は質疑応答の予定時間をオーバーしてしまうほど、活発な意見交換ができました。Zoomを用いた講演会でありましたが参加者は37名で、学内教員だけではなく学外のPTの先生方も参加されての講演会でありました。これからも本FDを通して協定校との学術的交流を深め、今後は国際共同研究へ発展していければと思います。