国際交流事業
令和3年度バーチャル交換留学プログラム(ベルギー、タイ王国、インドネシア、日本)

令和3年10月~令和4年3月
今年度も世界的パンデミックによる影響にて、物理的な短期海外研修を行うことはできませんでした。しかし、昨年度に引き続きバーチャル交換留学プログラムであるVirtual Exchange Program (VEP)を行いました。今回のテーマは持続可能な開発目標(Sustainable development goals: SDGs)としました。ベルギー(Vives University of Applied Sciences)、タイ(Suranaree University of Technology)に加え、インドネシア(WIRA Medika Bali Health College)、と、本学保健学科の4か国の学生が、オンラインを活用して英語で交流しました。3回における発表と意見交換を行いましたが、それぞれのテーマは、①交通問題(SDGs目標11)、②薬物乱用(SDGs目標3)、③ジェンダー平等(SDGs目標5)でした。毎回、各国からの専門家からの簡単な講義ののち、各国の学生が自国の状況を発表、そして、小グループに分かれて意見交換を行いました。本学では、今年度より、本活動への参加の学生(3年次対象)には単位も与えています。学生だけでなく教員の英語力や国際能力の高まりを実感できるプログラムでした。
タイ王国チェンマイ大学作業療法学科 ナンタニ―・サティアンサクポン准教授によるZoom講演会

令和3年9月9日
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻国際交流センターは、タイ王国チェンマイ大学のナンタニ―准教授を保健学科FD講演のためにWeb上で招聘を行いました。チェンマイ大学作業療法学科ではエレファント(象)を発達障害領域のリハビリテーションに応用する実践研究を行っており、その特色ある「エレファント・アシスト・セラピー」について実際の動画などを交えながらとても分かりやすい講義をしていただきました。Zoomを用いた講演会では合計26名が参加しました。参加者の中には英語による講演に初めて参加した学部学生や大学院生もおり、国外におけるリハビリテーションの実際や研究活動について興味をもって学ぶことができました。本FDを通して協定校との学術的交流を深めることができました。今後は国際共同研究への発展も期待されます。