お知らせ

周術期ナースセミナーが開催されました

2022年2月19日、周術期ナースセミナー(MRCS)(コヴィディエン・ジャパン主催)がオンライン形式で開催されました。秋田県は麻酔科医が少なく、多くの場面で看護師の皆さんに麻酔管理をサポートしていただいています。近年、周麻酔看護師やNPなど看護師が麻酔を含む周術期医療に関わる流れが形成されており、秋田県の看護師の皆さんに周術期管理に関する知識をアップデートする機会を作る必要があると考えていたのですが、今回、東北ブロックでは仙台でしか開催実績がない本セミナーを初めて秋田県で開催することができました。本セミナーのテーマは「周術期管理のreconstruction(再構築)」と設定しました。オンライン開催というメリットもあり、秋田県外からの方々を含む119名もの方に事前登録していただきました。総アクセス数は160を超えたと聞いています。多くの方々にご参加いただき、心より感謝申し上げます。

当日は特別講演として和歌山県立医科大学 麻酔科の川股知之 教授に「周術期のワークシェア・タスクシフト」というテーマでご講演いただきました。周術期における看護師の関わりについて最新の知見を得ることができました。また、当教室員が6つのテーマ(「麻酔法の選択」、「呼吸の危機管理」、「循環の危機管理」、「緊急手術の麻酔」、「体温管理」、「術後管理」)でプレゼンテーションし、有意義な質疑応答が行われました。時間の関係で、いただいた質問のすべてにお応えすることができませんでしたので、このHP上で質問と回答を提示します。興味をお持ちの方はぜひご閲覧ください。

本セミナーは好評で来年度の開催も検討されています。今後も本セミナーが秋田県で麻酔を含む周術期管理に携わる皆さまにとって有意義なものになるよう工夫を凝らしてまいります。

秋田大学麻酔科 教授 新山幸俊

質疑応答はこちら

「循環の危機管理」につきましては、当日いただいたご質問に全て回答致しましたので記載はございません。

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