秋田SAFEコースが開催されました

2022年2月26日、秋田SAFE(Safer Anaesthesia From Education)コースがオンライン形式で開催され、多くの方にご参加いただきました(Zoomによるディスカッション形式:9名、Youtube Live視聴:15名)。日本版SAFEコースは2021年から始まり、今回が東北地方では初めての開催となりました。当初、参加対象としていた専門医取得前後の麻酔科医だけでなく、ベテラン麻酔科医、さらには関連診療科医師や医学生など幅広い分野の方々にご参加いただきました。
COVID-19感染の影響で、本来2日間で行う内容からセクションを厳選して開催しました。埼玉県立小児医療センターと仙台厚生病院で小児麻酔を専門にされている先生方、本学小児循環器科の先生を講師にお招きし、多くの活発な意見交換が行われました。
また、SAFEコースの基本方針である「教え合い学び合う」ことに則って、事前の了承を得た数名の参加者にはセクションのプレゼンテーションも担当してもらいました。本セミナーの反響は大きく、いただいたご感想の一部を紹介します。
- 小児麻酔の経験が少なく、体系的に注意すべきポイントを学ぶことができた。小児病院の先生ならではの意見や実臨床で行われていることを聞けたのは非常に貴重な経験となりました。
- 全員にまんべんなく質問がいきわたっていて、回答しやすい環境でよかったです。 チャット機能で根拠となる参考文献の補足があったことが個人的にはとてもありがたかったのと、すぐに文献を示せるレベルで知識が整理されているところに感銘を受けました。
- 改めてメモを見てとても1日でやった量には思えず呆然としております。
多くの皆さまからの温かなご支援のもと盛況に終えられたことに深く感謝申し上げます。今後、さらにブラッシュアップして定期的な開催を目指します。秋田県の麻酔科医が体系的に小児麻酔を学ぶ選択肢を増やすため、皆様と本コースを育てていきたいと願っています。