トピックス

2022年07月15日(金)

保健学専攻 看護学講座 武藤 諒介 助教が『日本クリティカルケア看護学会 2022年度奨励論文賞』を受賞しました。

本賞はクリティカルケア看護学の発展と学術研究の推進を目的として、将来の発展の可能性がある先見性に富む学術論文の著者に授与するものです。
令和4年6月11日、一般社団法人日本クリティカルケア看護学会が主催する令和4年度総会において、「2022年度優秀論文賞・奨励論文賞」の表彰式が催されました。
本研究はA病院ICUにおける二交代制勤務の導入が看護師のバーンアウトや職務満足度にどのような変化を及ぼすかを明らかにすることを目的としました。
結果としてICUにおける二交代制勤務導入により職務満足度を高める可能性が示唆されました。また、ICUにおける二交代制導入を行う上で経験年数の長い看護師への十分な説明や配慮を行う必要があることも示されました。
ICUにおける二交代制の導入前後の看護師のバーンアウトや職務満足度の変化を明らかにしたことで、今後のICUにおける看護師の心身の健康により適した勤務体制を検討するための示唆を得ることができたのではないかと考えます。

武藤助教・表彰式