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2020年11月17日(火)

医学系研究科の安田大恭助教が令和2年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞しました

本学大学院医学系研究科(生体防御学講座)の安田大恭助教が、令和2年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞し、11月16日、秋田県庁にて表彰式が行われました。

本賞は秋田県内の優れた若手研究者を表彰するものであり、平成19年度に創設されました。

安田助教の受賞研究テーマは「生理活性脂質リゾホスファチジン酸によるリンパ管新生の分子機構と病態制御機能」。リゾホスファチジン酸(LPA)によるリンパ管形成の分子メカニズムと、リンパ管関連疾患であるリンパ浮腫、各種がんの進展、発毛異常にLPAが果たす役割を明らかにするための研究が評価されました。本研究成果が、リンパ管関連病態の新たな治療薬開発のための基盤になることが期待されています。

表彰式では佐竹敬久知事より賞状・副賞(研究奨励金10万円)の授与後、受賞研究内容について懇談が行われました。知事からは、「非常に重要な基礎研究であり、今後ともぜひがんばってほしい」と、激励のことばをいただきました。

※佐竹知事と記念撮影を行う安田助教(右)
※佐竹知事と懇談を行う安田助教(右手前)