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2020年8月28日(金)

「ウイズコロナ時代のこころの調査」に関する研究成果を衛生学公衆衛生学講座の野村恭子教授らが発表

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国緊急事態宣言による自粛が及ぼす本学の大学生のこころとからだへの影響について、うつ・精神疲労・不眠の3つのメンタル不全症状と生活全般について調査(2020年5月20 日~6 月16 日)を行いました。本調査の目的は、早期にうつや不安症状の強いハイリスク個人を同定し、保健管理センターや専門家につなげることです。その結果、相談できる人の存在があるとない人に比べ、うつや自殺念慮などのリスクが低下することがわかりました。第一報として論文にまとめ、海外医学雑誌「Environ Health Prev Med.」に発表しました(doi: 10.1186/s12199-021-00953-1)。