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2026年10月30日(金)
血液・腎臓・膠原病内科学講座 髙橋 直人 教授が筆頭著者となる学術論文が国際誌『Blood Adv』に掲載されました
論文タイトル
Treatment-free remission and immune profiling after frontline second-generation TKI therapy in CML.
著者名
Takahashi N, Minami Y, Fujioka Y, Ohtake S, Atsuta Y, Kurata M, Ono T, Sato S, Yano S, Fujimaki K, Maeda T, Ozawa Y, Sakaida E, Kondo T, Yamamoto M, Iriyama N, Miyamoto T, Kiyoi H, Miyazaki Y, Matsumura I.
掲載誌
Blood Adv. 2026 Sep 22;10(18):6255-6267. doi: 10.1182/bloodadvances.2026020915. PMID: 42314090
研究等概要
慢性骨髄性白血病に対する第二世代チロシンキナーゼ阻害剤の多施設共同前向き中止試験にて、2年間の深い寛解が維持できた場合、治療を中止しても無治療寛解の維持が高い確率で可能であることを明らかにした。
さらに成功に関わる免疫学的背景として、慢性炎症性サイトカインが低くリンパ球の疲弊が少ない健康な免疫状態であったほうが再燃が少ないことを示した。第二世代チロシンキナーゼ阻害剤でより深く寛解に入れることに加え、患者の免疫状態に配慮しながらTKI中止を行う必要性を考察した。
TKI中止後の無治療寛解の成功に関わる臨床的条件と免疫学的機序を明らかにしたことでより多くの患者にとってTKI中止が現実の治療ゴールになり得ると考えられる。


