お知らせ

2023年11月02日(木)

代謝・内分泌内科学講座 髙橋 侑也 医員 が著者となる学術論文が国際誌『Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle』に掲載されました

論文タイトル

Gastric inhibitory polypeptide receptor antagonism suppresses intramuscular adipose tissue accumulation and ameliorates sarcopenia

著者名

髙橋侑也、藤田浩樹、清野祐介、服部聡子、日高志保美、宮川剛、鈴木敦詞、脇裕典、矢部大介、清野裕、山田祐一郎

掲載誌

Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle

研究等概要

食後に分泌が増加する消化管ホルモンGIP (Gastric inhibitory polypeptide) が骨格筋の間葉系前駆細胞の脂肪分化を促進し、サルコペニア(老化による筋量・筋機能の低下)の一因となること、そして、このホルモンの作用シグナルを抑制することがサルコペニアの改善に繋がることを明らかにしました。本研究は、筋肉老化の新しいメカニズムを提示するのみならず、サルコペニアの新規治療法開発の基盤となることが期待されます。

参考URL

https://doi.org/10.1002/jcsm.13346

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