お知らせ

2022年08月30日(火)

衛生学・公衆衛生学講座 野村 恭子 教授が研究代表者となる学術論文が国際誌『Sleep Medicine』に掲載されました。

論文タイトル

Diabetes and anxiety were associated with insomnia among JapaneDiabetes and anxiety were associated with insomnia among Japanese male truck drivers.

著者名

Sugano Y, Miyachi T, Ando T, Iwata T, Yamanouchi T, Mishima K, Nomura K.

掲載誌

Sleep Med. 2022 Feb;90:102-108.

研究等概要

本研究は協会けんぽ秋田支部とトラック協会秋田支部と秋田大学(研究代表者 医学部衛生学・公衆衛生学講座 野村恭子)との共同研究であり、医学部3年生の菅野勇太さんが執筆した論文です。トラックドライバーでは不眠症と糖尿病が関連していることを明らかにした論文です。トラック運転手の不眠症および糖尿病の割合は、それぞれ13.9%および9.7%であり、日本の一般労働者より高い割合でした。年齢、喫煙、飲酒、毎日の運転時間と睡眠時間、高血圧を調整したところ、STAI不安スコアと糖尿病はそれぞれ独立に不眠症リスク増加と有意に関連することが明らかにされました。

参考URL

doi: 10.1016/j.sleep.2022.01.014. Epub 2022 Jan 22.