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研修プログラム

秋田大学医学部附属病院がん薬物療法専門医取得プログラム (腫瘍内科研修プログラム/臨床腫瘍学講座大学院カリキュラム)

臨床腫瘍学講座では、がん薬物療法専門医取得のため、秋田大学医学部附属病院で策定された「がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム」に基づいた研修を実践します。

このカリキュラムは日本臨床腫瘍学会コアカリキュラムに基づいています。

この研修プログラムを実践することで臨床腫瘍学に関する以下の基礎知識の獲得と実践、そして診療技術の更なる向上を目指します。

  1. がんの生物学
  2. 腫瘍免疫学
  3. 病因、疫学、スクリーニング、予防
  4. 統計学を含む臨床研究
  5. 病理学、臨床検査医学、分子生物学
  6. 病期診断法
  7. 外科的治療法
  8. 放射線腫瘍学
  9. 化学療法
  10. 生物学的療法
  11. 支持療法、緩和療法
  12. 緩和ケア、終末期ケア
  13. 各種がんの管理、治療
  14. がんの心理社会的側面
  15. 患者教育
  16. 生命倫理、法的・経済的問題
  17. がん診療における技術

この研修プログラムにより、地域に根ざした国際水準のがん薬物療法専門医を養成します。

研修プラン概要

  • 講義を通じて臨床腫瘍学に関して必要な基礎知識を修得する
  • 後期研修やがんプロフェッショナル養成プランの研修期間中に、所属する診療科に加えて複数の協力診療科におけるローテートを行う
    (臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医取得要件である造血器・呼吸器・消化器・肝胆膵・乳腺・婦人科・泌尿器科・頭頚部・骨軟部・皮膚・中枢神経・胚細胞・小児・原発不明の腫瘍のうち少なくとも3臓器・領域各3例以上総数30症例の薬物療法を経験する)
  • 専門医のために必要な技能、手技を修得します
  • 海外研修を含む1年以上の研究経験を積む

以上のためのコースとして、後期研修と大学院入学があるが研修内容は、ほぼ共通です (大学院コースでは、学位取得のために単位認定と学位論文の作成が加わる)。

協力診療科の選択やローテート期間は研修者の希望に沿って決定しますが、4~6か月を1クールとして、2つ以上の協力診療科にローテートを行う予定です。

専門医のために必要、または経験すべき技能、手技

  • 抗がん剤投与
  • 皮下リザーバーの植え込みとこれを介した化学療法
  • Ommayaリザーバーを介した化学療法
  • 骨髄穿刺
  • 骨髄生検
  • 腹腔穿刺
  • 胸腔穿刺
  • 胸膜癒着術
  • 腰椎穿刺
  • 中心静脈カテーテル挿入
  • 腹部超音波検査、上部/下部消化管X線造影検査
  • 上部/下部消化管内視鏡検査
  • 胃ろう造設術 など

註)がん薬物療法の専門医取得の要件は以下のとおりです。本研修プログラムを行うことで満たすことが可能です。

  1. 2年間の初期研修終了後、5年以上臨床腫瘍の研修を行っていること
  2. 2年間はフルタイムで認定研修施設での研修が含まれること
  3. 造血器・呼吸器・消化器・肝胆膵・乳腺・婦人科・泌尿器科・頭頚部・骨軟部・皮膚・中枢神経・胚細胞・小児・原発不明の腫瘍のうち少なくとも3臓器・領域について各3例以上20例以下、総数30症例以上の症例を受け持ち、種々の臓器がんに対する薬物療法を経験すること
  4. 剖検例も1例以上経験すること

秋田大学腫瘍内科研修プログラム(臨床腫瘍学講座)

  修得すべき知識や技能 
1年次
  • 臨床腫瘍学に関する基礎知識を学習する
    【理念と目標】1~11の研修
  • 指導医について、各種がんの管理,治療を行う
    (造血器・呼吸器・消化器・肝胆膵・乳腺・婦人科・泌尿器科・頭頚部・骨軟部・皮膚・中枢神経・胚細胞・小児・原発不明の腫瘍など腫瘍内科の他、協力診療科におけるローテートを行い、診療経験、症例経験を蓄積する)
    【理念と目標】13の研修
  • 指導医について、がん診療における技術を研鑽する
    【理念と目標】17の研修
    【専門医のために必要、または経験すべき技能、手技】参照
  • 症例経験を通じて支持療法、緩和療法、緩和ケア、終末期ケア、がん患者の心理社会的側面について経験を積む
    【理念と目標】12~16の研修

註)がん薬物療法専門医のための基礎となる学会への入会
  日本臨床腫瘍学会、日本癌学会、日本癌治療学会
  内科医の場合は日本内科学会

2年次
  • 臨床腫瘍学に関する基礎知識を学習する
    【理念と目標】1~11の研修
  • 指導医について、各種がんの管理,治療を行う
    (造血器・呼吸器・消化器・肝胆膵・乳腺・婦人科・泌尿器科・頭頚部・骨軟部・皮膚・中枢神経・胚細胞・小児・原発不明の腫瘍など腫瘍内科の他、協力診療科におけるローテートを行い、診療経験、症例経験を蓄積する
    【理念と目標】13の研修
  • 指導医について、がん診療における技術を研鑽する
    【理念と目標】17の研修
    【専門医のために必要、または経験すべき技能、手技】参照
  • 症例経験を通じて支持療法、緩和療法、緩和ケア、終末期ケア、がん患者の心理社会的側面について経験を積む
    【理念と目標】12~16の研修)
  • がんに関する基礎研究を開始する(大学院コースの場合)

註)基本学会の認定医取得を目指す
  内科医の場合は日本内科学会の認定医

3年次
  • 臨床試験への参加-多施設臨床試験、自主的臨床試験、学会活動などを通して臨床試験のデザイン、実践などについて学習する
  • 学内、国内、または海外の研究機関で基礎研究、または臨床研究などの研究活動に従事する
4年次
  • 学内、国内、または海外の研究機関で基礎研究、または臨床研究などの研究活動に従事する
  • 研究成果のまとめ(日本臨床腫瘍学会などの学会発表、論文作成)
  • 学位取得(医学博士、大学院コースの場合)
5年次以降
  • がん薬物療法専門医取得

大学院コース(がんプロフェッショナル養成プランのがん化学療法専門医養成コースなど)を選択した場合は、大学院講義/実習の単位認定、論文作成が必須となりますが、上記のプログラムで可能であります。

その他、必要な活動

  • 日本臨床腫瘍学会セミナー受講(A、 Bセッション)
  • 日本臨床腫瘍学会における発表
  • 秋田県緩和ケア研修の修了証 など

募集連絡先

秋田大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター

  • 〒010-8543 秋田市本道一丁目1-1(医学部総務課内)
  • TEL:018-884-6233
  • FAX:018-834-8619
  • E-mail:kenshuu@hos.akita-u.ac.jp

備考

応募方法や応募書類については「卒後臨床研修センター」の「初期研修プログラム」を参照してください。