秋田大学大学院医学系研究科 器官・統合生理学講座 沼田研究室

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Integrative Physiology

「感覚」のセンサーであるイオンチャネルを中心に、生命現象における論理を理解するための研究を通じて、難治性疾患克服に向けた新たな治療法や治療薬開発を目指しています。

 
 生命科学研究は、生命の本質と疾病を含むそれぞれの生命現象の理解が進むのに伴い、現時点では先端的な医療や創薬への橋渡しとなる応用研究が強く求められています。これまで、工学部や医学部など全く違った文化と異なる視点で生理学を研究する中で築いてきた学際研究を推進し、技術革新を目指します。そして、これからも国内外の多様な背景を持つ分野の人を受け入れ、学際的な連携により生まれる融合的なアプローチの開発を推し進めます。これらの試みは、治療法開発の可能性を広げ、医療応用へと繋がると考えております。
 私たちのこれまでの研究において、多くの生理応答に関与するイオンチャネルが創薬の有望な標的であることを見出しています。この標的に対して、今後の研究においては、創薬による疾患の治療と合わせて天然物質による予防医療を介した地域医療の発展の可能性にも目を向け、研究の可能性を広げていきたいと考えています。

News

  • 2024.3.15
    受賞
    研究支援をしている医学科4年次の鈴木 太郎さんが、「令和5年度秋田大学学生表彰」で奨励賞を受賞しました。
  • 2024.1.10
    受賞
    沼田 教授が、漢方医学教育研究助成に採択され、採択者代表として表彰されました。
  • 2023.12.18
    発表
    田頭 准教授が、第97回日本薬理学会年会・第44回日本臨床薬理学会学術総会(神戸国際会議場)に参加し、ポスター発表を行いました。
    題名「Elucidation of protective mechanism against AngII-induced cardiomyocyte injury by Moku-boi-to」
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RESEARCH

全身に発現するイオンチャネルの生理・病態生理における役割の解明

薬の作用機序、作用機構の解明

新たな治療法、創薬開発