秋田大学大学院医学系研究科 器官・統合生理学講座 沼田研究室

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Integrative Physiology

「感覚」のセンサーであるイオンチャネルを中心に、生命現象における論理を理解するための研究を通じて、難治性疾患克服に向けた新たな治療法や治療薬開発を目指しています。

 
 生命科学研究は、生命の本質と疾病を含むそれぞれの生命現象の理解が進むのに伴い、現時点では先端的な医療や創薬への橋渡しとなる応用研究が強く求められています。これまで、工学部や医学部など全く違った文化と異なる視点で生理学を研究する中で築いてきた学際研究を推進し、技術革新を目指します。そして、これからも国内外の多様な背景を持つ分野の人を受け入れ、学際的な連携により生まれる融合的なアプローチの開発を推し進めます。これらの試みは、治療法開発の可能性を広げ、医療応用へと繋がると考えております。
 私たちのこれまでの研究において、多くの生理応答に関与するイオンチャネルが創薬の有望な標的であることを見出しています。この標的に対して、今後の研究においては、創薬による疾患の治療と合わせて天然物質による予防医療を介した地域医療の発展の可能性にも目を向け、研究の可能性を広げていきたいと考えています。

News

  • 2025.04.22
    受賞
    昨年の第56回東北生理談話会で受賞した鈴木さん(B6)、青山さん(B5)、髙山さん(B5)が秋田大学医学部長より表彰されました。
    アルバムを見る
  • 2025.04.08
    実習
    令和6年度3年生の研究配属が始まりました。
  • 2025.04.02
    発表
    田頭准教授が、日本薬学会第145年会シンポジウム『難治性疾患克服を目指した異分野連携創薬研究』で発表しました。
    題名「心不全に対する漢方薬の心筋保護効果と作用機序の解明」
    福岡国際会議場 2025年3月26日(水)~3月29日(土)
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RESEARCH

全身に発現するイオンチャネルの生理・病態生理における役割の解明

薬の作用機序、作用機構の解明

新たな治療法、創薬開発

大学院生募集(修士・博士)