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2018年11月29日(木)

医学系研究科の前田恵理講師と医学部附属病院の水沢かおり助教が平成30年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞しました

本学大学院医学系研究科の前田恵理講師と医学部附属病院の水沢かおり助教が、平成30年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞し、11月26日、秋田県庁にて表彰式が行われました。

本賞は秋田県内の優れた若手研究者を表彰するものであり、平成19年度に創設されました。

前田講師の受賞研究テーマは「晩産化に関わる母子健康課題の解決を目指して-妊娠・出産に関する医療政策的研究と予防医学的アプローチ-」。周産期医療政策に関わる基盤的データの蓄積及び分析や、環境化学物質と不妊症に関する疫学研究、妊娠・出産のヘルスリテラシー向上のための研究が評価されました。

水沢助教の受賞研究テーマは「電界非接触撹拌技術の乳癌センチネルリンパ節転移診断への応用」。医工連携による迅速免疫染色装置(ラピート)の開発に従事し、乳癌の術中リンパ節転移診断に本装置を用いてその高い診断精度を確認した点が評価されました。

表彰式では佐竹敬久知事より賞状・副賞(研究奨励金10万円)の授与後、受賞研究内容について懇談が行われました。知事からは、「素晴らしい内容の研究であり、今後ともぜひがんばってほしい」と、激励のことばをいただきました。

佐竹知事と記念撮影を行う前田講師(左)と水沢助教(右)

※佐竹知事と記念撮影を行う前田講師(左)と水沢助教(右)

佐竹知事と懇談を行う前田講師(左)と水沢助教(右)

※佐竹知事と懇談を行う前田講師(左)と水沢助教(右)