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ご挨拶

新年のご挨拶

着任16年目の所感

年明けとともに全国的に厳しい気象が続いていますが、本日は雲間から日が差し自宅窓から穏やかな美しい白銀の景色を楽しんでいます。

本年の平穏を祈念しております。

昨年は3名が医学博士の称号を獲得しました。

昨春獲得した複数の大きな研究資金を利用しての研究活動が行われています。

日本医療研究開発機構(AMED)の成育疾患克服等総合研究事業として「ARTの効率向上のための新しい精子機能検査系列の構築」が採択されました。東北6大学産婦人科教室のご協力のもと新しい医療の開発がされています。

産婦人科病棟ではそれぞれのグループの医療への誠意と敬意のもと、質の高い臨床医療が展開されています。本年も新しい技術・知見を積極的に取り入れて患者さんの役に立ててまいります。当科も出生数の減少により病床が空いてしまった時期もありましたが現在はとても良い感じで病床が秋田県民のために稼働しています。

11月5日から6日に秋田市で第71回日本生殖医学会を開催します。例年全国から2500名が参加する学会です。当地の交通や宿泊のキャパシティは心配な要素であります。これから逐次HPをアップし情報提供してまいりますのでご参加の皆様は早めにその確保をお願いいたします。敢えてキャリア後半を捧げた当地で大きな学会を開催することは、当地の活性化にもお役にたつのではないかと考えております。

本年も医局員一同、気を引き締めて諸事取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

令和8年1月3日
寺田幸弘


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教室の特徴

手術風景

県内で唯一の大学附属病院の産婦人科であることが最大の特徴であります。患者さんに高度先進医療はもちろんのこと最先端の医療を提供できるように努力することが義務づけられている、と思っております。

県内の大きな病院の産婦人科医は、ほとんどが私ども教室の出身者であります。従って、産婦人科医療に関しましては、秋田大学附属病院産婦人科と患者さんがお住まいの近くの病院の産婦人科医師とは密接に連携をとりあっております。

具体的には、手術前の検査は近くの病院で、手術は大学で、術後のフォローアップは元の病院で行うことが可能になります。患者さんの都合によっては、われわれが大学病院から近くの病院に出向いて手術や検査を行っております。

産婦人科診療の特徴

産婦人科は、女性の一生涯の身体的のみならず精神的な健康に関わっております。

胎児期、新生児期、学童期、思春期、性成熟期、更年期、老年期のそれぞれの時期に特有の疾患があります。それら女性の疾患の診断から治療・フォローアップまで一貫して行うことができます。

婦人科は、手術をしますので外科的側面を、産科は妊娠中に色いろな合併症が出現しますので内科的側面を持っております。従って、産婦人科は、婦人科外科と産科内科の2つの科から成り立っているといえます。

少子高齢社会かつ人口減少時代に突入したわが国において、生命の誕生に直接関わる産婦人科医が担うべき役割はますます大きくなると思われます。

患者さんとの接し方

患者さんとの接し方

患者さんの不安・痛み・苦しみを分ち合えるコ・メディカル(看護師・助産師)と医師とのチームで診療しております。個人や組織としての能力の向上やミスの根絶に努力しております。

傾聴(とにかく患者さんの訴え・話を聴く)、共感(患者さんの言っていることに理解と同情を示す)、受容(一緒に努力して病気を克服するよう求める)を患者さんと接する基本姿勢としております。患者さんだけではなく家族の言葉にも誠実に耳を傾けております。

大学附属病院産婦人科の特殊性

1人でも多くの立派な産婦人科医師を増やし、育成するために、学生に患者さん(症例)を見させないわけにはゆきません。

その際は、必ず患者さんからの同意をいただいてから、指導教官と一緒に診察しております。

研究に対する姿勢

研究に対する姿勢

多くの大学附属病院においても産婦人科の医師が不足しております。患者さんを診るのが精一杯で、研究にまで手が回らないところが多いなかで、私どもの教室では細やかではありますが、研究を続けることができております。毎年、少ない数ではありますが、レベルの高い国際雑誌に論文を発表しております。

研究のための研究、そして論文のための研究であっては何の価値もありません。患者さん、そして病気のための研究を心がけております。

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