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ご挨拶

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


 終息の気配が見え始めた矢先に正体不明な変異株も報告されておりますが、今年はコロナによる医療の停滞を克服してゆく時期であると考えます。すべての県内の産婦人科医師がいつも明るい気持ちで協力しあい、「命の色々なシーンに立ち会わせていただくことに感謝しながら医療と医学に一生懸命に尽くす年」にしてまいります。

産婦人科医療は適応できる健全な心とたくましい身体を持った医師しかできない崇高な仕事です。次代の当県の産婦人科医療を支えてゆく若手たちに、沢山の診療、手術する機会を与えてまいります。ベテランの医師たちは次の世代に向けて責任と愛情をもって若手を育成し若手は誠心誠意それに答え魂を注ぐ。本年はこのようなベクトルをさらに強めてまいりたい所存です。

当地の人口減少、出生数の低下はさらに顕著になっています。私たち秋田大学産婦人科は当地の産婦人科医療の保守のため、医局員一同で広大な各地域の拠点病院を守っております。産婦人科はすべての医療のなかで最も早く人口減少の影響を受ける診療科です。

働き方改革も医療界にも近々本格導入されるなど、色々な変化に応ずることが必要であることを現場では感じます。これらの問題は医局や医師個々の努力では対応できることではありません。行政や社会の諸領域の皆様に、我々産婦人科医師が今後とも安心してひたすら患者さんのために励んでゆける環境、構造を早急に考えてくださることが必要な時期に入っていると考えます。

令和4年1月4日
秋田大学大学院医学系研究科医学専攻
機能展開医学系産婦人科学講座 教授 寺田幸弘

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教室の特徴

手術風景

県内で唯一の大学附属病院の産婦人科であることが最大の特徴であります。患者さんに高度先進医療はもちろんのこと最先端の医療を提供できるように努力することが義務づけられている、と思っております。

県内の大きな病院の産婦人科医は、ほとんどが私ども教室の出身者であります。従って、産婦人科医療に関しましては、秋田大学附属病院産婦人科と患者さんがお住まいの近くの病院の産婦人科医師とは密接に連携をとりあっております。

具体的には、手術前の検査は近くの病院で、手術は大学で、術後のフォローアップは元の病院で行うことが可能になります。患者さんの都合によっては、われわれが大学病院から近くの病院に出向いて手術や検査を行っております。

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産婦人科診療の特徴

産婦人科は、女性の一生涯の身体的のみならず精神的な健康に関わっております。

胎児期、新生児期、学童期、思春期、性成熟期、更年期、老年期のそれぞれの時期に特有の疾患があります。それら女性の疾患の診断から治療・フォローアップまで一貫して行うことができます。

婦人科は、手術をしますので外科的側面を、産科は妊娠中に色いろな合併症が出現しますので内科的側面を持っております。従って、産婦人科は、婦人科外科と産科内科の2つの科から成り立っているといえます。

少子高齢社会かつ人口減少時代に突入したわが国において、生命の誕生に直接関わる産婦人科医が担うべき役割はますます大きくなると思われます。

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患者さんとの接し方

患者さんとの接し方

患者さんの不安・痛み・苦しみを分ち合えるコ・メディカル(看護師・助産師)と医師とのチームで診療しております。個人や組織としての能力の向上やミスの根絶に努力しております。

傾聴(とにかく患者さんの訴え・話を聴く)、共感(患者さんの言っていることに理解と同情を示す)、受容(一緒に努力して病気を克服するよう求める)を患者さんと接する基本姿勢としております。患者さんだけではなく家族の言葉にも誠実に耳を傾けております。

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大学附属病院産婦人科の特殊性

1人でも多くの立派な産婦人科医師を増やし、育成するために、学生に患者さん(症例)を見させないわけにはゆきません。

その際は、必ず患者さんからの同意をいただいてから、指導教官と一緒に診察しております。

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研究に対する姿勢

研究に対する姿勢

多くの大学附属病院においても産婦人科の医師が不足しております。患者さんを診るのが精一杯で、研究にまで手が回らないところが多いなかで、私どもの教室では細やかではありますが、研究を続けることができております。毎年、少ない数ではありますが、レベルの高い国際雑誌に論文を発表しております。

研究のための研究、そして論文のための研究であっては何の価値もありません。患者さん、そして病気のための研究を心がけております。

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