トップページ>整形外科を考えている研修医,学生に伝えたい秋田の整形外科の魅力

整形外科を考えている研修医,学生に伝えたい秋田の整形外科の魅力

整形外科を考えている学生さん、研修医の皆様へ

秋大整形外科学講座
大学院生 若林玲奈

医学部を卒業し医師になる皆様、研修医の皆様へのメッセージと、いろんなライフスタイルがある現代、理想や将来像はそれぞれかと思いますが、これから整形外科を考えている皆様へ、参考になればと私の事をご紹介させていただきたいと思います。

私はH26年に秋田大学医学部を卒業後、秋田県内の市中病院にて初期研修をし、研修医2年目の夏、秋田大学の整形外科に入局させていただきました。

初めの整形外科の印象は、体力勝負の科、男社会なイメージがあり、体力も力もなく身長も小さい女性である私は、正直、入局に関してとても悩みました。しかし初期研修の期間でたくさんの科を回り、やはり自分の1番なりたかった整形外科医になるべく入局しました。

入局してからの秋田大学の整形外科の印象は、やはり男性が多いけれど男女分け隔てなく熱いご指導をいただき、逆に女性がとても少ない分、とても大切にしてくれる医局でした。

そのほかの特徴としては、研究会が多く開催されております。基礎的なことから新しい情報まで得られますし、若手の発表できる機会がとても多いです。能動的に学ばなければならない社会人となってから、このように受動的に勉強できる機会が定期的にあることはとてもありがたいです。

また、関連病院が多いので症例には困りませんし、その多くの症例をもとに、臨床研究を自ら進んでやっている姿が見られます。日常の勤務を送っているだけで、臨床、研究、論文執筆、学会発表などが常に手元にあっていつでも学べる環境にあり、学問にも積極的です。入局者は全員大学院に入学し学位をとることができます。若手が皆同じ環境で足並み揃えられるのはとても安心です。

どこの病院に行っても、指導医の先生方と距離が近く、臨床、研究ともに相談しやすい環境にあります。特に島田教授は若手とよく親しくしてくださります。頻繁に大学院生室を訪れ、気にかけてくださったり、談笑したりと、これだけ教授と距離の近い医局はあるのか、と初めはとても驚きました。

皆様も整形外科のイメージとして強く持っているでしょうスポーツ活動も、もちろん盛んです。整形外科医としての試合への帯同やスポーツ選手の診療のみならず、医師自ら体を動かし、それに気軽に参加できます。

また私事ですが、少し家庭と勤務に関してのお話もさせていただきますと、昨年2017年に子供が生まれました。私も夫も実家が県外で、頼れる親族がいないなか、初めての子育てには不安がありましたが、生まれてから1年間、産休、育休をいただきました。四六時中、自分の子供と過ごす大切な時間を与えてくださり、育児に専念できたことには、医局員の皆様に本当に感謝しております。

それに伴い、同期には手技・知識の面から遅れをとってしまったという劣等感も感じましたし、現在も感じております。この若手成長時期の1年の遅れというのは、正直とても大きいと思います。しかし今年度、同期の皆と一緒に大学院に入学し、同じラインに立って学問の取り組ませていただいておりますし、逆に、同期を臨床経験の先輩と割り切って、かつ同期だからこそ質問も気軽にできると発想転換し、お世話になっています。

日常診療に関しては、保育園が休みの日の当番や、夜間の当番を外してもらったり、お迎えの時間に合わせて帰宅させていただいたり、助けられながら勤務しています。育休から復帰してまだ数か月ですが、子供はすでに何度も発熱を繰り返し、その度勤務を交代してもらったり、早退させてもらったりしております。また遡ると、妊娠中は放射線を用いることができないため診療にも制限がでました。体調もよくなかったので、ここでも周囲の皆様の援助を受け生活しておりました。よってまたも医局員の皆様にご迷惑おかけし続けていることに引け目を感じて勤務することにはなります。

しかし頼れる親族がいないなかでの共働きの生活は、どうしても周囲の皆様の助けを必要とします。なので数年後、何かしらの形で必ず恩返しをするという気持ちで、いまは甘えさせていただき、家庭と仕事の両立を目指しております。

最後になりますが、秋田大学整形外科は常に向上心のある医局です。日本一、いや世界一を目指す医局です。そうなるために、医局員ひとりひとりときちんと向き合い、大切に育ててくれます。女性であり、色々とハンディキャップをかかえた私でも、暖かく、ときに熱く包み込んでくれる医局です。先生方一人一人を見て、どこにいても何の分野をやっていても輝いて見えますし、必要とされている科だと思います。整形外科が1番かっこいい、自信を持ってそう言えます。

入局者が多く見られがちな整形外科ですが、これからもニーズが高まる科であり、まだまだ十分でありません。皆様の若いマンパワーを必要としております。

自分の個性を輝かせられる秋田大学整形外科で、皆様と一緒に働けることを楽しみにしています。