形外科は学べる・働ける領域がとても広い科です!骨粗鬆症や関節リウマチに対する薬物治療などを含めた「整形内科」としての一面を持ちつつ、四肢外傷や脊椎、変形性関節症などに対する手術治療も行っています。また、救急外来患者の半数以上は整形外科疾患であるというデータもあるように、日常触れ合う機会も多く、患者さんの数も多い分野です。
整形外科を志す上でどこに所属するかは非常に大切ですよね。臨床・研究・教育の3本柱からそれぞれ当教室の紹介をさせていただきます。
我が県は超高齢化県であり、整形外科の治療を要する患者数が非常に多く、若いうちから非常に多くの症例を経験・執刀することが可能です。具体的には後期研修開始後2年で約300-400件の手術の執刀が経験できます。当教室が世界に誇る脊椎Instruments手術や、Ilizarov創外固定を含めた外傷治療を若いうちから一緒に経験しましょう!
また、スポーツ医学にも力を入れて活動しています。甲子園・ブラウブリッツ・ノーザンハピネッツ・北都銀行バトミントンなどの帯同やメディカルチェックも行っているので、興味がある方は是非一緒に秋田のスポーツを盛り上げましょう!
当教室は研究分野で全国の有名大学の整形外科講座に全く引けを取りません。具体的には、日本整形外科学会学術集会(日本で一番大きな整形外科の学会)への演題登録数が全国でもトップクラスの数を誇ります。
また、論文活動も非常に盛んであり、2020年度は43編の英語論文を当教室から投稿しています。大学院研究としては高齢県において必要不可欠な「骨粗鬆症」と「リハビリテーション」にそれぞれ力を入れています。
このように臨床のみならず、研究・学会活動にも精力的に取り組んでいます!
当教室には県外出身者や他大学卒業者も多く所属していますが、垣根は全くなく、万全のバックアップ体制で後期研修中に専門医・学位取得をそれぞれサポートする体制が確立しています。
また、個別分野で10の臨床グループを形成しており、整形外科の中でもさらに細分化された専門医から個別に指導を受けることができるため、若手のうちから論文執筆や海外発表がどんどん行えます。
不安なく整形外科として成長していける教室として、是非当教室へ見学に来てください!
このように3分野全てにおいて、同門181名が秋田で整形外科として働いています!
是非一緒に高齢化秋田県民のQOLを高め、自身も大きく成長していきましょう!
初期臨床研修および卒後臨床研修プログラムにつきまして秋田大学医学部附属病院 総合臨床教育研修センターにある、初期臨床研修(医科)をご覧ください。