動物の移動(遺伝子組換えマウス運搬時の拡散防止)

 

 平成16年2月19日より遺伝子組換え動物を使用した実験は「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」により規制されており、違反した場合は最高で1年以内の懲役もしくは100万円以内の罰金となります。

 

本法律ではP1Aレベルの遺伝子組換え動物(TgおよびKOマウス)の運搬は以下のように規制されます。

 ・実験室以外の場所で遺伝子組換え生物等を不活化するための措置を講じようとする時その他の実験の過程において組換え生物等を
    実験室から持ち出すときは、遺伝子組換え生物等が逃亡その他拡散しない構造の容器に入れること。

 ・容器の外側の見やすい箇所に取り扱いに注意する旨を表示すること。

 

飼育室から区域外へTgマウスおよびKOマウスを運搬するにあたり、当施設では以下に示す方法で行ってください。
 ケージをビニール袋に入れて持ち出す。 容器の見やすい場所に取り扱い注意に関する旨を表示する。