トピックス

2026年03月05日(木)

令和7年度 秋田大学大学院医学系研究科附属感染制御総合センターシンポジウムを開催しました

感染症対策力強化に関するシンポジウム

秋田大学大学院医学系研究科附属感染制御総合センターは1月10日、ハイブリッド形式にて令和7年度シンポジウム「知とのつながりで築く平時の備え ― 感染症に強い秋田をめざして ―」を開催し、会場とオンラインを合わせて180名の皆様にご参加いただきました。
昨年度に続き2回目となる本シンポジウムでは、感染制御学の第一人者である、賀来 満夫 先生(東京iCDC所長、東北大学名誉教授、聖マリアンナ医科大学 特任教授)を講師にお招きし、基調講演「感染症に強い社会をめざして ~ インテリジェンス&レジリエンス、そしてネットワーク構築の重要性 ~」をご講演いただきました。(=写真)
賀来先生は、感染症対策に関して顕著な業績を挙げられており、東北大学教授ご在任時には宮城県における地域感染症ネットワークの構築に尽力されるなど、多方面で先導的役割を果たしてこられました。
講演では、感染症危機管理体制の強化に向けた重要な柱として、最新の感染症情報を共有する「インテリジェンスネットワーク」や、専門機関を通じて情報をリアルタイムに発信できるシステム構築の必要性をご提言いただきました。
続いて、本センターの各部門より、嵯峨知生 病院教授(感染統括制御部門長)、鄭 松伊 助教(感染疫学部門)、海老原 敬 教授(感染分子病態研究部門)それぞれが、専門性の立場から、地域における感染症対策に資する研究内容と今後の展望について発表を行いました。

「感染症に強い秋田へ ― 平時の取組が未来を拓く」をテーマに行われた、パネルディスカッションでは、賀来先生に加え、秋田県健康福祉部 保健・疾病対策課 健康危機管理チーム専門員 武藤 順洋 様 をお迎えし、本センターの各部門長、本学の石川陽子 看護師長が参加し、意見交換が行われ、感染症対策の幅広い取り組みや感染症研究の意義、さらに秋田県全体を包括する感染制御ネットワーク体制を強化するために今何が必要かについて、多角的な視点から活発な議論が交わされました。