小児外科学

組織紹介

医学専攻 機能展開医学系:小児外科学講座の概要

構成員の紹介

病院教授 水野 大 Masaru MIZUNO
医学部講師 森井 真也子 Mayako MORII
助教 渡部 亮 Ryou WATANABE
医員 東 紗弥 Saya AZUMA
医員 山形 健基 Kenki YAMAGATA
医員 林 海斗 Kaito HAYASHI
 

教育と研究の概要

主な担当授業

講義:(4年生)小児外科総論・各論
   総論:小児外科の歴史、位置付け、守備範囲、将来
   各論:先天性疾患、腫瘍、後天性疾患   
実習:(5年生、6年生)演習・実習・実技
   病棟回診および症例検討会による症例の把握と発表、質疑応答
   担当症例のレポート作成と発表および質疑応答
   手術、各種検査への参加
   抄読会・症例検討会および小児科との合同カンファランスに参加
   小児外科疾患の診断・治療に関する演習

主な研究対象

1.先天性横隔膜ヘルニアの胎児治療
2.膵・胆管合流異常の発癌機構
3.手術侵襲の精神発達への影響
4.胆道閉鎖症の病因・病態
5.短腸症候群の病態と栄養管理

医学専攻 機能展開医学系:小児外科学講座の概要

秋田県内唯一の小児外科学会認定施設であり、小児外科疾患の診療を担っている。スタッフには外科学会指導医2名、小児外科学会指導医2名、小児外科学会専門医1名がいる。。また、年間の入院患者数は約130名、全麻手術数は約100例(うち新生児10例)である。主な対象疾患は、新生児外科疾患、肝胆道疾患、腫瘍、小児後天性外科疾患であり、臓器別には呼吸器、消化器、泌尿器、腹壁など広範囲に及ぶ。最近10年間の新生児外科疾患の救命率は98%である。救命はもちろんのこと、臓器温存、機能保存さらには精神発達面にも配慮した包括的治療を診療理念としている。研究内容も臨床に直結するものが殆どである。