消化器内科学・神経内科学

組織紹介

医学専攻 腫瘍制御医学系:消化器内科学・神経内科学講座の概要

構成員の紹介

教授 飯島 克則 Katsunori IIJIMA
准教授 後藤 隆 Takashi GOTO
准教授 松橋 保 Tamotsu MATSUMASHI
講師 菅原 正伯 Masashiro SUGAWARA
特任講師 佐藤 亘 Wataru SATO
講師 小泉 重仁 Shigeto KOIZUMI
助教 下平 陽介 Yosuke SHIMODAIRA
助教 千葉 充 Mitsuru CHIBA
助教 高橋 健一 Kenichi TAKAHASHI
助教 南 慎一郎 Shinichiro MINAMI
助教
(寄附講座)
福田 翔 Sho FUKUDA
助教 華園 晃 Akira HANAZONO
特任助教
(総合臨床教育研修センター)
渡邊 健太 Kenta WATANABE
 

教育と研究の概要

主な担当授業

主な学部の授業
 講義等:消化器内科分野、神経内科学分野
 実習等:消化器内科臨床実習、神経内科臨床実習

 

医学専攻 腫瘍制御医学系:消化器内科学・神経内科学講座の概要

当講座では下記のように診療,教育,研究を行っています。

消化管内科学分野
■ 診療
1)腹部症状(腹痛、嘔吐・下痢、食欲不振、吐下血、胸焼けなど)を有する患者の診療
2)各種消化器疾患に対する内科的薬物治療
3)内視鏡を用いた消化管治療(早期癌に対する内視鏡的切除術、狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術、出血に対する内視鏡的止血術、内視鏡的胃瘻造設術)

 外来:月~金 
 入院:基本的には外来受診後の入院予約となります
    緊急入院を要する場合のご紹介は病棟医長まで

■ 教育
1)患者さんとの医療面接、診察から始まり、検査、鑑別診断を通じて診断に至る一連の内科診断のプロセスを学んでもらいたい。
2)カンファランスなどを通じて、各疾患に最適な治療法が選択されるプロセスを学んでもらいたい。
3)消化管内科の魅力は、何といっても内視鏡検査です。実習を通じて内視鏡検査の面白さを体感してもらいたい。

■ 研究
■ 基礎研究について
1)食道・胃接合部で発生する一酸化窒素(NO)による食道組織傷害
2)エストロゲンの食道組織傷害抑制作用
3)アセトアルデヒドによる発癌作用と、L-cysteinのアセトアルデヒド消去作用

■ 臨床研究について
1)バレット食道の発癌リスクに関する多施設前向き研究
2)薬剤起因性、または、特発性消化性潰瘍の臨床的特徴に関しての研究3)バレット食道の発癌リスクに関する多施設前向き研究
3)食道扁平上皮癌と胃癌との関連に関しての検討5)食道扁平上皮癌と胃癌との関連に関しての検討

肝胆膵内科学分野
■ 診療
1)各種肝胆膵疾患の診療
2)胆膵疾患に対する(ERCP・ERCP関連手技や超音波内視鏡・超音波内視鏡関連手技など)
3)肝腫瘍に対する経皮治療(ラジオ波焼灼術など)や薬物治療

外来:新患 月水金、再来 月~金
入院:基本的には外来受診後の入院予約となります
    緊急入院を要する場合のご紹介は病棟医長まで

■ 教育
1)-3)消化管と同様です
4)内視鏡、腹部超音波およびERCPや超音波内視鏡を用いた診断・治療を中心としています。内科ですが手技が多く魅力がある分野だと思います。

■ 研究
本邦で増加傾向にある非アルコール性脂肪性肝疾患や膵癌などに加え、秋田県に多いアルコール関連の肝障害や慢性膵炎なども研究を進めていこうと考えています。

■ 基礎研究
1) 急性膵炎の発症メカニズムに関する研究
2) 非アルコール性脂肪性肝疾患の発症メカニズムに関する研究

■ 臨床研究
1)肝線維化マーカーと発癌に関する他施設前向き研究
2)C型肝炎治療に関する多施設共同研究
3)秋田県における膵癌患者の背景因子による予後の検討
4)超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診組織診の検討

神経内科学分野
■診療
神経内科は脳・脊髄・末梢神経・筋肉に生じる様々な疾患の診断・内科的治療を、救急も含めた外来・入院診療で行なっています。診療している主な病気は①脳血管障害 (主として脳梗塞)、②神経感染症 (ウイルス性髄膜炎・細菌性髄膜炎、クロイツフェルト・ヤコブ病など) 、③変性疾患 (アルツハイマー病、パーキンソン病、脊髄小脳変性症など) 、④運動ニューロン病 (筋萎縮性側索硬化症など)、⑤ 脱髄性疾患 (多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎など) 、⑥ 末梢神経疾患 (ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性神経根炎、シャルコー・マリー・トゥース病など) 、⑦筋肉疾患 (重症筋無力症、多発性筋炎・皮膚筋炎、周期性四肢麻痺、筋ジストロフィーなど)、⑧発作性疾患(てんかん、片頭痛・緊張型頭痛など) 、⑨その他 (サルコイドーシスやBehcet病などの内科疾患に伴う神経合併症など)です。

■教育
1.教育をとおし.医学生・研修医に対し臨床神経学のおもしろさ・重要さを伝えたい
2.様々な神経疾患に対応できる神経内科専門医を育て地域に根ざした診療を提供したい

■研究
 日頃の臨床から得た知見をもとに、神経疾患の病態・治療にかかわる研究を行うことで患者さんに貢献していくことが目標である。
○基礎研究
分子モーターとモーター関連たんぱくの研究 
中間径フィラメントたんぱくの研究
筋萎縮性側索硬化症の病因解明
○臨床研究
脊髄小脳変性症、筋疾患の遺伝子診断
ジストニアの臨床研究、ボツリヌス毒素治療
神経難病の療養環境整備(地域医療体制の構築に関する研究)
認知症を伴う筋萎縮性側索硬化症の臨床的研究
神経免疫疾患の治療研究
トゥレット症候群の治療研究