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分子病態学・腫瘍病態学

組織紹介

医学専攻 腫瘍制御医学系:分子病態学・腫瘍病態学講座の概要

詳しくは、当該 医学専攻 腫瘍制御医学系:分子病態学・腫瘍病態学講座 ホームページをご覧ください。

※この情報は、平成2906月現在の状況です。

構成員の紹介

教授 大森 泰文 Yasufumi OMORI
助教(病院病理部) 山本 洋平 Yohei YAMAMOTO
助教 西島 亜紀 Aki NISHIJIMA
大学院生 伊藤 智 Satoru ITO
大学院生 鈴木 麻弥 Maya SUZUKI
大学院生 田口 歩美 Ayumi TAGUCHI
大学院生 小林 瑞貴 Mizuki KOBAYASHI
研究補助員 伊藤 玲子 Reiko ITO
事務補助員 熊谷 絵里子 Eriko KUMAGAI
再雇用技術職員 土井 優子 Yuko DOI
     

教育と研究の概要

主な担当授業

I) 学部2年生の講義と実習
(1)コアカリキュラム「原因と病態」
   病理学(序論,細胞障害・細胞死,細胞増殖・細胞周期,組織障害・組織再
  生,神経,遺伝子異常・代謝障害,腫瘍,血液,内分泌)
(2)選択カリキュラム「腫瘍病理学症例検討実習」

II) 学部3年生の基礎配属(病理診断および実験的研究)

III) 学部5年生のベッドサイドラーニング(BSL)

IV) 大学院の講義と実習
(1)病理組織診断および病理解剖(臨床-病理剖検検討会 [CPC]を含む)
(2)実験的研究(分子細胞生物学的手法を用いた肝病理,腫瘍病理,細胞接着分子
   の研究)

主な研究対象

(1)肝細胞傷害,修復,再生,肝発生および分化,肝癌の発生などに関する研究
   (Wilson病モデルのLECラットなどを用いたin vivoの実験,肝細胞の三次元
   培養系を用いたin vitroの実験,癌抑制遺伝子H19の肝再生および分化におけ
   る役割など)
(2)Connexins,7H6 (barmotin),E-cadherin,beta-catenin,p120-catenin
   などの細胞接着分子の機能および病態に関する研究
(3)ラット肝類洞内皮細胞特異的抗体SE-1を用いた類洞内皮の機能解析および発
   生学的研究
(4)大腸癌細胞の肝転移メカニズムに関する研究(特にintegrinや増殖因子受容体
   を介したシグナル伝達系の意義について)

医学専攻 腫瘍制御医学系:分子病態学・腫瘍病態学講座の概要

 教室の現在の研究テーマは,タイト結合やギャップ結合などの細胞接着装置に関する研究,肝類洞内皮細胞に関する研究,肝慢性疾患の病態解明,癌転移機構の解明などである.我々は,病理形態学的な手法に加え様々な分子細胞生物学的な手法を取り入れることで,多角的な研究をするよう努力している.この数年間で,教室内の実験室および培養室の整備が行われ,各種実験機器も配備された.研究成果は国内外の学会や国際雑誌に発表され,次第に注目を集めつつある.また,他のグループとの共同研究も積極的に行っており,現在,吉岡助手がNYで留学生活を送っている.
 また,我々は病理学第二講座と協力して病理診断業務にも力を注いでいる.秋田県内の病院から送られてくる年間1万件以上の病理検体の診断を行っており,附属病院や関連病院で病理解剖を執刀している.剖検例は,原則としてのその全例をCPCで討議し,病態の解明および臨床へのフィードバックに努めている.我々は,このような業務を通して得られる人体病理の知見は,上記の基礎研究に貴重な方向付けと示唆を与えるものであると考えている.
 学部学生に対する教育は,講義と実習を平行させながら,疾病や病態の基本的概念を理解させることを目的にしている.また,特定の分野に関しては優れた非常勤講師をお招きして,学生に最新の知見に触れさせる機会を設けている.
 現在,講座には多くの大学院生や臨床科からの研究生,さらに学部学生が在籍し,研究および業務を活気づけている.また,我々は開かれた教室を目指しており,講義や実習の枠にとらわれずに抄読会,病理診断,実験などを通して,学部学生との交流を深めていきたい.