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精神科専攻医研修プログラムを希望する方へ
精神科専攻医研修プログラム
精神科専門研修プログラム専攻を希望される先生へ
【基幹施設都道府県名】
秋田県
【研修基幹施設】
秋田大学医学部附属病院
【プログラム名】
秋田大学附属病院 精神科専門研修プログラム
1.専門研修プログラムの理念
精神科領域専門医制度は、精神医学および精神科医療の進歩に応じて、精神科医の態度・技能・知識を高め、すぐれた精神科専門医を育成し、生涯にわたる相互研鑽を図ることにより、精神科医療、精神保健の向上と社会福祉に貢献し、もって国民の信頼にこたえることを理念とします。
2.専門研修プログラムの使命
患者さんの人権を尊重し、精神・身体・社会・倫理の各面を総合的に考慮して診断・治療する態度を涵養し、近接領域の診療科や医療スタッフと協力して、国民に良質で安全で安心できる精神医療を提供することを使命とします。
3.専門研修プログラムの特徴
秋田大学の精神科学講座は2023年に設立50周年を迎えたところです。その半世紀にわたる歴史は、地域医療への貢献はもちろん、モットーである“自由闊達”の下に進められた様々な独創的・先端的な研究とともに歩んできました。本プログラムはこうした歴史を土台として築かれています。
本プログラムを構成するのは拠点病院である秋田大学医学部附属病院と、県内18施設、岩手県内1施設の19の連携施設です。大学病院では精神科の基本を学べるだけではなく、高度専門医療や児童思春期の診療を経験することができ、その手厚さと専門性が特長です。救急拠点病院では急性期患者や触法患者の対応、総合病院では身体合併症管理やリエゾン精神医療、精神科専門病院では精神科リハビリテーションなど幅広い領域の経験を積むことができます。県内の精神科関連病院が一丸となって作り上げているプログラムだからこそ,多岐にわたる臨床経験を可能にしています。
また、本講座は睡眠・覚醒障害、気分障害などの病態生理や診断治療に関する先端的な研究を行ってきました。近年ではウェアラブルデバイスやAI/IoT技術を用いた睡眠・行動リズム障害に関する研究や薬剤疫学研究にも注力しており、その成果を国内外に発信しています。関心のある専攻医は早期からこれらの研究にも参加できます。
プログラムは基本的に専攻医自身の希望や能力に合わせたアレンジが可能であり、産休・育休にも柔軟に対応しています。女性医師も多く、2023年度には所属専攻医の5割が女性でした。専門医取得まで指導医が責任を持って教育にあたり、上級医がそれをサポートする体制が確立されています。
基本となる研修期間は3年間です。
1年目は基幹病院である大学病院で研修をスタートします。指導医のもとで精神科医としての基本を学びつつ、修正型電気けいれん療法やクロザピンなど難治疾患に対する高度な医療、児童思春期への専門性の高い医療を体験することができます。
2年目、3年目は連携施設全てが研修先の候補となります。救急拠点病院、総合病院、精神科専門病院など各々の施設によって経験できる症例は異なりますが、どの施設であっても専攻医は主体的に治療に関わることが求められます。例として、急性期症例であれば入院時のファーストタッチから治療導入、良好な関係作り、退院へのケースワークまで一貫して主治医として携わります。学問的価値の高い経験症例については全国規模の学会で発表することができるよう指導を受けられます。
3年間の研修修了後に精神科専門医を取得し、サブスペシャリティの修練に進んでいきます。並行して、精神科臨床において重要となる精神保健指定医資格の取得も目指します。
研修期間のどのタイミングであっても大学院に入学し、社会人大学院生として研究を開始することができます。
【連携施設名】
①医療法人回生会 秋田回生会病院
②JA秋田厚生連 能代厚生医療センター
③県立リハビリテーション・精神医療センター
④秋田赤十字病院
⑤医療法人久幸会 今村病院
⑥医療法人久盛会 秋⽥緑ヶ丘病院
⑦医療法⼈慧眞会 協和病院
⑧社会医療法⼈興⽣会 横⼿興⽣病院
⑨医療法人三愛会 秋田東病院
⑩医療法人清風会 清和病院
⑪医療法⼈仁政会 杉⼭病院
⑫社会医療法⼈明和会 中通総合病院
⑬医療法⼈祐愛会 加藤病院
⑭医療法⼈緑陽会 笠松病院
⑮地⽅独⽴⾏政法⼈ 市⽴秋⽥総合病院
⑯市立大曲病院
⑰医療法⼈荘和会 菅原病院
⑱医療法人薫風会 象潟病院
⑲岩手県立南光病院
詳細については下記にお問い合わせください。
【募集人数】
8人
【応募資格】
初期臨床研修終了予定の研修医2年目の者、初期臨床研修を既に終了した者、性別・年齢は不問。
【応募・登録方法】
日本精神神経学会のホームページより専攻医登録サイトにアクセスして、プログラムにご応募ください。(年度によって応募方法が変わる可能性があります)
【選考方法】
当科教授、准教授、医局長による面接を行います。結果は日本専門医機構の専門医プログラムシステムでご確認ください。
【施設見学について】
随時見学可能
・ メールによる問い合わせ:< kyoshiz2@med.akita-u.ac.jp >(担当者:吉沢)まで
・ 電話による問い合わせ:018-884-6122(精神科医局直通)まで
【応募先】
・ 郵送:〒010-8543 秋田県秋田市本道1−1−1 秋田大学医学部精神科医局 新専門医研修制度担当
・ メール:< kyoshiz2@med.akita-u.ac.jp >(担当者:吉沢)まで
【問合せ先】
・ 住所:〒010-8543 秋田県秋田市本道1−1−1 秋田大学医学部精神科医局 新専門医研修制度担当
・ 電話:018-884-6122
・ FAX: 018-884-6445
・ メール:< kyoshiz2@med.akita-u.ac.jp >(担当者:吉沢)まで