秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻 病態制御医学系 総合診療・検査診断学講座

教育・研修について

当講座は、次世代を担う総合内科医や検査専門医の育成を大きな目的にしています。しかし、それ以上に大切と考えているのは、あらゆるリソースを用いて多様な人材のキャリア形成をバックアップすることにあります。

これまでに、当講座(および前身の臨床検査医学講座、感染・免疫アレルギー・病態検査学講座)には、研修医だけでなく、さまざまなバックグラウンドを有する人たちが集まっています。例えば、内科(アレルギー・呼吸器・血液・感染症・腎膠原病・消化器)、総合内科、臨床検査、皮膚科、精神科・心療内科、産婦人科、耳鼻咽喉科、小児科、小児外科などです。医師だけではなく、臨床検査技師、4年制大学を卒業した修士課程の学生や歯科医師、海外からの留学生たちも私たちと共に学んできました。

総合診療や臨床検査はすべての道に通じています。終了後は各自の将来像により、後輩の指導と研究を行い大学での指導者を目指す者、取得した専門分野の技術を臨床現場で発揮する者、新たに他の分野の研修に取り組む者に分かれます。