当講座の紹介

当講座の紹介

泌尿器科では泌尿器癌、(神経因性)排尿障害、尿路結石、尿路性器感染症、骨盤臓器脱などの女性泌尿器科、腎不全診療(透析療法、腎移植)、男性不妊、小児泌尿器科、などなど幅広い領域をカバーしている診療科です。
また外科系でありながら診断から治療、フォローアップまで行っており、内科的側面も持ち合わせている診療科であるといえます。
泌尿器癌の多くは増加傾向にあり、中でも前立腺癌は厚生労働省の統計調査で2020年には罹患率が全癌腫のうち第3位になるという試算があり、また透析療法を必要とする腎不全患者も増加の一途を辿っております。団塊世代の高齢化という社会背景の中で、泌尿器科のニーズが著しく高まることが容易に予想され、泌尿器科医の増員は急務といえます。また、その果たすべき役割も多様化すると考えられ、女性泌尿器科医師の増員も望ましい状況です。

秋田大学腎泌尿器科では羽渕友則教授を中心に、診療、研究、教育、全てにバランスよく、且つ高いレベルを維持できるように常に意識して取り組んでいます。診療においては癌診療、ロボット支援下や腹腔鏡等の低侵襲手術、腎移植の3本柱を中心とし、600床規模の大学病院における病床稼働率、手術件数で全国トップクラスを誇っており、また泌尿器腹腔鏡技術認定医も20人以上輩出しております。更なる臨床修練のための国内留学先や県内外に多くの関連病院を有しています。研究においては、そのactivityの指標となり得る科学研究費獲得額、米国泌尿器科学会演題採択数など、常に国内トップ10にランクインしております。留学先も米国、カナダ、オランダ、オーストラリア、など多岐に渡っており選択肢も豊富です。学生に対する指導では、臨床実習後の本学学生のアンケート調査で「廻った診療科のうち、最も良い指導であった診療科」ランキングで2年連続1位を獲得致しました。学生からの高い支持を得ていることもあり、地方大学でありながら新臨床研修制度が施行されて以降も平均2.5人の新入医局員を迎えることが出来ております。
泌尿器科は全国的にまだまだ人員が不足しており、多くの病院から増員の要望があるにもかかわらず手が回らない状況です。

泌尿器科はとてもやりがいのある、バラエティーにとんだ一生飽きない診療科です。
ぜひ我々と共に、泌尿器科医の道を歩みましょう!!!

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