現在位置:トップページ>講座概要|ご挨拶

ご挨拶

教授写真

秋田大学医学部 皮膚科
河野通浩 教授

秋田大学大学院医学系研究科皮膚科学・形成外科学講座は、秋田大学医学部が誕生から4年後の昭和49年(1974年)に皮膚科学講座として開講し、 初代教授の高橋伸也先生が、医真菌学の研究を行い、講座の基礎を築かれました。 平成5年(1993年)に2代目の富田靖先生が遺伝性色素異常症の研究を立ち上げられ、平成10年(1998年)からは3代目の眞鍋 求先生が、 毛髪を含む角化症、皮膚悪性腫瘍の研究を展開されました。 平成15年(2003年)に眞鍋教授により皮膚科学・形成外科学講座と改称され、現在の形になりました。
わたくしはその後を継ぎ、2019年9月から4代目の教授を務めております。私は秋田大学を卒業し、当時の皮膚科学教室に入局して4年間を過ごした後、 名古屋で皮膚科医として勤務しておりましたが、20年ぶりに秋田に、そして母校に戻ってくることができて、本当にうれしく思っております。
秋田県は、県民の高齢化と医療過疎という厳しい問題に直面しております。 そのなかで本学は、教育研究の場である大学として、最先端の医学研究を推進し、将来の臨床と研究の担い手を育てるだけでなく、 県内唯一の機能特定病院として、地域住民の命を守るための地域医療の「最後の砦」となることが最も大きな使命です。
私は、これまで培ってきた「皮膚科」の種を、母校である秋田大学において診療・教育・研究に尽力して、 医局員みんなと是非とも花開かせたいと思っております。
県民の皆様のご支援、関係の皆様のご指導ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年4月

河野通浩


<略歴>
1987年 3月 山形県立寒河江高等学校 卒業
1994年 3月 秋田大学医学部医学科 卒業
1994年 5月 秋田大学皮膚科学教室入局
1999年 3月 秋田大学大学院医学研究科修了・学位取得
1999年 3月 愛知医科大学皮膚科学講座助手
2001年 4月 名古屋大学医学部附属病院 皮膚科 助手
2002年 1月 米国マサチューセッツ総合病院(MGH)病理部およびハーバード大医学部皮膚科客員研究者
2005年 4月 名古屋大学医学部附属病院 皮膚科 助手(復職)
2008年 4月 名古屋大学医学部附属病院 皮膚科 講師
2008年10月 名古屋大学大学院医学系研究科 皮膚病態学 講師
2016年 8月 名古屋大学大学院医学系研究科 皮膚病態学 准教授
2019年 9月 秋田大学大学院医学系研究科 皮膚科学・形成外科学講座 教授