秋田大学医学部 外科学講座(第2外科)
お知らせ
巻頭言
外来診療
医局員
春秋会
呼吸器外科 食道外科 乳腺・甲状腺外科 ホームへ戻る


  スタッフ紹介   診療の紹介   治療成績


外来診察の流れ

問診
患者さんの現在の病状ならびに昔の病気についてお聞きします 今現在飲んでいる薬についてもお聞きしますので、持参していただきますと非常に参考になります。
視診・触診
乳腺または甲状腺の診察をします しこりの有無ならびにリンパ節の腫れの有無を確かめます。



各種検査

超音波検査
我々自ら検査を行い病変の有無を確認いたします 小さい病変を見つけるのに有用です。
マンモグラフィ
乳腺のエックス線撮影です 両側上下と左右の2方向撮影します 圧迫して撮影しますので痛みを伴うことがありますが、触らない微小なしこりや石灰化を発見でき、非常に有用な検査です。
採血 
一般採血 、肝機能や甲状腺機能、乳腺・甲状腺の腫瘍マーカー等チェックします。
細胞診 
しこりの部分に細い針を直接さして、細胞を採取し良悪性の鑑別を行います。痛みを伴いますが、短い検査時間で済み、診断をつけるための最小限の侵襲度です。
生検(組織診)
細胞だけではなくある程度の組織の塊を採取する方法です 太目の針を用いる方法(針生検とマンモトーム)としこりそのものを全部切除してしまう方法があります。

以上の各種検査から総合的に病気を判断し、今後の方針につき詳しく説明があります。

 

クリティカルパス
我々は乳腺の入院予定の患者さんに、入院前後の不安を少しでも解消できるお手伝いの一つとして、「クリティカルパス」を作成し病状の詳記、入院後の検査予定、日常生活の仕方、手術後の状態などをわかりやすく説明した冊子をお渡ししています。入院後疑問点などは主治医にご相談ください。この冊子には看護婦からの説明を記したページもあり、より具体的に入院後の生活をサポートする体制を整えております 。


このページのトップへ