多様なニーズに対応する『がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)』 未来がん医療プロフェッショナル養成プラン[秋田大学]多様なニーズに対応する『がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)』 未来がん医療プロフェッショナル養成プラン[秋田大学]

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ご挨拶

秋田大学医学部附属病院長 南谷 佳弘

南谷 佳弘

「未来がん医療プロフェッショナル養成プラン」への大いなる期待

第一期の「がんプロ」である「がんプロフェッショナル養成プラン」は、文部科学省において、平成19年度より5ヵ年の予定で開始された高度な知識・技術を持つがん専門医療人(医師、看護師、薬剤師等)の養成を図る大学の取組に対する支援を行う事業で、秋田大学もその申請担当大学として4大学連携事業を主導しました。この第一期がんプロによって、がん専門医だけでなく、がん専門看護師や薬剤師の増加やがん診療に特化した講座の立ち上げなど、多くの成果が出されました。

次には平成24年より5ヵ年の予定で、次世代(ネクスト)がんプロと呼ばれる「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」が進められ、秋田大学は東京医科歯科大学が主管となる「次世代がん治療推進専門家養成プラン」に参加し、地域がん専門医療人の育成に勢力を注いできました。この第二期がんプロによっても地域医療を支える多くのがん専門医療人を育成し、地域のがん医療のレベルアップに貢献したと信じています。

そして、この度、平成29年8月より開始された「未来がん医療プロフェッショナル養成プラン」では東京医科歯科大学を主管とする8大学からなるチームの一員として、秋田大学大学院医学系研究科はこれからのがん医療を支える専門医療人を育成します。このプラン遂行にあたっては、秋田大学医学部付属病院とその関連施設、県内のがん診療連携拠点病院、 地域がん診療病院、その他の主要医療施設が一体となって協力していくことになります。

高齢化、過疎化、医療資源の偏在が世界一のレベルで進んでいる秋田県のがん医療は多くの難題を抱えています。私自身もこの『未来がん医療プロフェッショナル養成プラン』が秋田県のがん医療改善の起爆剤となることを期待するとともに、病院をあげて協力させていただきます。皆様の積極的な参加とご意見やご要望もお待ちしています。