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先天性難聴の遺伝子解析について

当院では、保険収載された先天性難聴の遺伝学的検査を受けることができます。

遺伝子を検査することにより難聴の原因が明らかになった場合には、難聴の程度や将来難聴が変化するかを予測することが可能になります。また、随伴する他の症状などを予測することも可能な場合もあり臨床上有益な情報を得ることができます。これらは、適切な治療法を選択するための判断材料のひとつとして利用することができます。

この遺伝学的検査では、併せて難聴の専門家である耳鼻咽喉科医専門医と臨床遺伝の専門家である臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを行われ、難聴や遺伝に関する不安などを相談することができるようになっております。

また、信州大学医学部耳鼻咽喉科が中心となって進めている、難聴の遺伝子解析と臨床応用に関する共同研究プロジェクトに協力しています。遺伝子解析プロジェクトでは、遺伝子診断の診断効率の向上を目指すとともに、難聴発症のメカニズムや原因に応じた適切な治療法の確立を目的とした研究が行われています。

今後の医療発展のため、自由意思によるものになりますが皆様のご理解とご協力をお願いします。

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