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講座紹介

小児外科学講座の変遷と沿革

秋田大学における小児外科診療は1971年医学部付属病院開設と同時に外科学講座の小児外科診療グループとして故藤原慶之先生、大泉哲之助先生方より開始され、その後は外科学第一講座に配属されました。

1978年、加藤哲夫先生(前秋田大学医学部付属病院長)、蛇口達造先生(前小児外科准教授)が藤原先生、大原先生の後を引き継ぎ、医学部附属病院開設25年目の1996年に国立大学では全国で第10番目の小児外科診療科となり、第一外科(現在の秋田大学医学部外科学講座消化器外科学分野)から独立しました。

更に2003年から大講座制に移行し、外科学講座小児外科学分野となり、現在に至っています。

秋田県唯一の日本小児外科学会認定施設

子供は大人のミニュチアではありません

現在、小児外科学会認定施設は全国に約80数施設、指導医も300名弱と厳選されていますが、当診療科は第一外科当時の1985年に全国で第20番目の日本小児外科学会の認定施設(小児外科専門医の研修指定病院)に認定され、その後も継続して認定施設となっています。

秋田県で唯一の日本小児外科学会の認定施設として県の小児外科医療を担うとともに、当初から小児外科学会認定の専門医教育カリキュラムを取り入れ、小児外科指導医(4名)小児外科専門医(11名)を輩出しており、現在も小児外科専門医を目指して2名が研修中です。

関連病院

由利組合総合病院、平鹿総合病院、能代山本医師会病院、本荘佐藤病院、それぞれに専門医を派遣し、地域の小児外科医療を支えるとともに研修医に対する教育をも行っています。

"子供は大人のミニュチアではありません"

本邦では、まだ小児外科の認知度が低い状態です

秋田大学小児外科は、病める子供達の力になれる若い人材を求めています。