常位胎盤早期剥離

(病態)
1、 脱落膜基底部が何らかの原因で出血する。
2、 胎盤後血腫 → echo free space
3、 DICの原因となる。
* 発症因子としてPIHが重要
* 産科DICの半分以上は常位胎盤早期剥離が原因!
(初発症状)
1、 外出血 ・・・ 血腫が増大すると一部が卵膜外を伝わり外出血として膣内に流出する。
2、 下腹部痛
3、 子宮圧痛 Pageの重症度分類
4、 子宮硬直 0 無症状、娩出胎盤より診断される  
�T 内出血500ml以下 2/3以下の胎盤剥離
(診断) �U 内出血500ml以上 2/3以上の胎盤剥離
・ エコー → echo free space 子宮板状硬直   胎児仮死・死亡を伴う
・ FHRモニター �V 子宮内胎児死亡、ショック、DIC    
・ 血性羊水
・ 前置胎盤、子宮破裂との鑑別
(治療)
・ 急速遂娩
・ 母体管理
1、 血管確保・輸液
2、 ショックの治療
3、 DIC*の予防・治療
* 産科DICの半分は常位胎盤早期剥離を基礎に起こる。
* 産科DICは主に消費性の凝固障害であり、抗凝固療法(ヘパリン)より不足因子の補充が治療の主体となる。
⇒ 新鮮血輸血・FFP・血小板浮遊液投与など

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