| がん治療−検診・診断・治療・看取り− |
授業の目的：
がんに関わる基礎知識を理解・習得し、それに関わる医療・社会・患者組織などの実態を理解する。
授業の到達目標：
１．がんの生物学的特性を説明できる。
２．日本・秋田におけるがんの疫学的事項を説明できる。
３．がんの検診・病態・診断法・治療について説明できる。
４．がん患者の精神・心理・社会的問題を説明できる。
５．がん治療における地域連携を説明できる。
カリキュラム上の位置付け：
がん治療を取り巻く環境や社会的対策、がん患者・家族にかかわる問題に関心をもつ学生・一般に向けた基礎科目である。
講義内容：
１．がんの生物学的特性
２．がん対策基本法（国の対策、秋田県のがん対策）
３．がん検診（疾患別対策、地域別対策、秋田県の現状）
４．がんの診断（がん診断技術、キャンサーボード、診断におけるコミュニケーション、患者意志決定など）
５．がん治療（手術、化学療法、放射線療法、精神的サポート、チーム医療など）
６．キャンサーサバイバー（患者サポート、患者会など）
７．緩和ケア（がんに関わる症状緩和、精神的。社会的サポートなど）
８．終末期医療（看取り、地域医療、ホスピスケア、在宅医療など）
院外講師による講演
・秋田県がん検診の現状
・秋田県がん対策推進計画
・終末期医療ホスピスケア
・緩和ケア
・地域がん治療
・地域がん治療連携
・在宅治療連携
非常勤講師：
中村正明：雄勝中央病院院長
福田光之：中通総合病院院長
市原利晃：秋田往診クリニック理事長
金子治生：秋田県健康福祉部健康推進課がん対策がん対策推進チームリーダー）
工藤恵子：秋田県がん患者連絡協議会 きぼうの虹代表
高橋加代子：外旭川病院 ホスピス病棟 緩和ケア認定看護師
舩水裕子：中通総合病院 緩和ケアチーム 緩和ケア認定看護師
鶴田有司（秋田県議会議員 がん対策推進議員連盟会長）
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授業の目的：
外科手術の進歩が、麻酔・消毒法・手術機器の開発によって飛躍的に進化し、変貌していることを理解する
授業の到達目標：
１．外科治療の歴史を理解し、進歩の要因を説明することができる。
２．安全な手術のために必要な麻酔の重要性を説明できる。
３．手術の安全性・確実性・低侵襲性を実現するために、手術機器が開発されてきた経緯を説明することができる。
カリキュラム上の位置付け：
外科系手術手技、その開発に関わる機器の進歩に関心を持つ学生・一般に向けた基礎科目である。
講義内容：
１．外科の歴史
２．創傷治癒
３．手術機器の進化
１）縫合糸
２）エネルギーデバイス（電気メス、超音波凝固切開装置、熱凝固装置、超音波破砕器など）
３）鉗子
４）ディスポーザブル物品
５）光学機器
４．内視鏡手術
５．鏡視下手術（腹腔鏡下手術、胸腔鏡下手術）
６．ロボット支援手術
７．医療機器管理