Pre-fertilization-origin preservation of brown fat-mediated
energy expenditure in humans.
Nature Metabolism (2025) DOI:10.1038/s42255-025-01249-2
寒い時期に受精(妊娠)して生まれた人は、熱を産生する褐色脂肪が活性化し、エネルギー消費が高く、成人後に肥満が起こりにくいことを明らかにしました。親世代の生活環境の影響が子に伝わり、熱産生体質の獲得と生活習慣病の予防に働くことを示した研究成果で、新たな生活習慣病予防法につながることが期待されます。
東北大学の酒井教授、米代准教授、北海道大学の斎藤名誉教授、東京医科大学の濵岡教授、布施助教、天使大学の松下講師、東京大学の中村教授らとの共同研究です。
日本語の要約は下記プレスリリースをご参照ください。
・東北大学プレスリリース
・東京大学プレスリリース