menu menu

後援:秋田県臨床検査技師会・秋田県臨床工学技士会

トップページ>ご挨拶

ご挨拶

第3回東北静脈フォーラム学術集会

当番世話人 山本浩史
 秋田大学大学院医学系研究科 
 心臓血管外科学講座 教授 

このたび第3回東北静脈フォーラム学術集会を平成30年3月17日(土)、秋田県秋田市(拠点センターALVE、秋田駅直結の多目的会議施設)において開催する運びとなりました。本学術集会は日本静脈学会地方会として東北地方における静脈学の発展に貢献するべく、2016年に第1回の学術集会が福島市で開催され、前回は山形市、今回は秋田市において3回目を迎えることになります。この会は静脈疾患や肺動脈疾患に関わる医師・コメディカルが一同に会し、学術発表と関連する幅広い議論を行う場であり、会の成果を今後の静脈学の発展に寄与することを開催目的としております。

近年、外科治療における低侵襲治療の波が広がる中、著しく患者数が多い下肢静脈瘤に対する治療法が低侵襲化へ向けて大きく変化しつつあります。さらに長期臥床による深部静脈血栓および肺塞栓は以前から大きな問題でありますが、近年では震災後の車内生活など居住環境の変化に起因する深部静脈血栓および肺塞栓がもたらす急性致死的続発症が注目されるようになり、日本静脈学会ならびに地域中核病院が中心となって全国規模で被災地における大規模な予防活動が展開されてきております。このような現状を踏まえ、今回の第3回学術集会では、一般演題や特別講演とは別に「静脈エコーの講習およびハンズオン」と「弾性ストッキングコンダクター講習会」を企画致しました。

特別講演は日本血管外科学会理事長の宮田哲郎先生(国際医療福祉大学医学部教授)に血管外科学としての広い観点から静脈疾患についてご講演を賜ることに致しました。

開催時間に関してましては遠方の皆様でも日帰りでご参加が可能なように工夫致しますので、日本静脈学会会員の皆様、血管診療に従事する皆様、この分野に興味のある医師、臨床検査技師、臨床工学技師、看護師、介護士の皆様の多数の御参加を賜わればと存じます。尚、静脈エコー講習会はCVT(血管診療技師)クレジット付与対象として認定されますので多数の関係者のご参加を期待しております。春が近づき食物が美味しくなる3月の秋田で皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。

画面上部へ