肺胞壁が破壊され終末細気管支より末梢の気腔が不可逆的に拡張した疾患。繊維増殖はない。
α1antitrypsin 活性低下 が原因との説が有力。喫煙刺激→活性酸素→α1antitrypsin activity decreaseなど
COPDは特に夜間に症状が出るという特徴はないので、夜間の症状を訴えられれば心疾患、睡眠時呼吸障害、GERD、などの合併症を疑う。COPDでは重症になると体重減少を伴うことがあるが、そういった場合、癌を疑うことを忘れてはならない。
COPDでは一般に上肺野に所見が現れる事が多いが、遺伝的
α1antitrypsin欠損症では肺底部に優位に所見が現れる。