5. 外科治療について
高度肥満症の方(BMI 35 kg/m²)を中心に治療の適応がある方には、スリーブ状胃切除術などの減量・代謝改善手術が勧められる場合があります。
日本では2014年に健康保険の適応となってから手術件数も増加しており、秋田県では秋田赤十字病院の消化器外科が診療を行っています。
事前に外科手術に適していて、十分な効果が予測されるか、外科、内科、管理栄養士、精神科などが協力して慎重に判断しますが、手術の効果は大変優れています。
今後、新たな肥満症治療薬と外科手術を上手に選択したり組合せたりすることが期待されます。