ご挨拶

第59回北日本産科婦人科学会総会・学術講演会にあたって

皆様こんにちは、秋田大学産婦人科教授の寺田幸弘です。

平成23年9月24日（土）、9月25日（日）の両日、秋田市で第59回北日本産科婦人科学会総会・学術講演会を開催させていただきます。

私は昨年（平成22年）の9月16日に現職の辞令をたまわり着任したのですが、その2日後の当会役員会で第59回の担当を仰せつかりました。

当然ではありますが、着任直後にこのような大きな学会をお引き受けすることは大きなためらいがありました。しかし、秋田の新しい仲間たちは、当会の準備を着々と進めながら新教授の着任を待っていてくださり、私も「よしやってやる」という気持ちになったわけであります。

日本産科婦人科学会の公益社団法人化が承認されたあかつきには、「日本産科婦人科学会北日本連合地方部会」という組織は無くなり新しく会の呼称を皆様に決めていただく必要が生じます。しかし、名称は変更されても「北日本の原点」は守り継続してゆこう、というのが58回の役員会に出席された先生方の総意と理解しています。 そこで今回のテーマは「北日本の原点」としました。

北日本連合は参加者が学位所得などのために精魂込めた発表を持ち寄りお互いに研鑽し、スポーツ等の親睦においては数々の逸話が生み出された、まさしく北の産婦人科医師のエネルギーの塊のような会であります。組織の名称など入れ物は変わっても、北日本の魂は継承されてゆくことをこの会で再確認できればと思っております。

現在、参加いただいく先生方が有益な情報と良い思い出をお持ち帰りいただくための企画を若き医局員みなで検討しています。また、北日本地域の若き産婦人科医に「学会で自分の主張をきちんと発表する」機会を多く準備したい所存であります。

これから、このホームページで順次私たちの「最初の大仕事」、の紹介をさせていただきます。活気のある実り多き会になるように先生方のご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願い申し上げます。

皆様のご来秋をお待ちしています。

※日本産科婦人科学会の公益社団法人化にともない、当初ご案内の「日本産婦人科学会北日本連合地方部会」から「北日本産科婦人科学会総会・学術講演会」へ会の名称が変更になりました