近世哲学者達の考え


デカルト(1596〜1650、フランスの哲学者)

動物機械論
(方法序説 1637年)

  • 時計などの機械は部品の組み合せで規則的な動きをするが、 動物も同様に自然が与えた部品の組み合わせによって機械的な行動をとる。

    • 動物には精神(魂)がないから「単なる機械」である。

    • 人間には精神があるから「単なる機械」ではない。

    • 人間だけが精神(理性)をもっている証拠は人間のみが言葉を話すからである。

    • したがて人間は動物を道具として利用することができる。



カント(1724〜1804、ドイツの哲学者)

目的論

    • 動物には自意識がない。

    • 動物は単に目的の手段としてのみ存在する。

    • その目的とは人間である。

    • したがて人間は動物を道具として利用することができる。


ベンサム(1748〜1832、イギリスの哲学者)

功利主義思想
(最大多数の最大幸福)