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Arisoteles(BC384〜BC328)
「カエルの子はカエルであり,ヒトはヒトを生む。カエルの肉や皮を形づくる物質は本質的に普遍(どれも共通するもの)でカエルのみに固有ではない。・・・カエルはカエルになるべき目標に向かって力が働いている。その力はカエル自身の中にDNAとして存在し,カエルはカエルにならねば治まらぬのである。カエルのDNAは精液の中に含まれ,親から子に伝えられる」(木村陽二郎:「原典による生命科学入門」,講談社学術文庫)
この時代に考えられていた物質とは,「火,水,空気,土」であり,生物にはこれに霊魂(psyche)が付け加わる。
ギリシャ時代には動物や植物にも霊魂が存在すると考えられていた。
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