オールインワン蛍光顕微鏡BZ-X810 機能拡張のお知らせ 2 (2020.4.9)


4階シーケンサー室に設置しているオールインワン蛍光顕微鏡BZ-X800 (KEYENCE)に、新しくマクロセルカウント(解析
ソフト)と、位相差レンズ4x、20x、そしてTRITCフィルターキューブを追加しました。

 ・マクロセルカウント解析ソフトは、既設のハイブリッドセルカウント解析ソフトと組み合わせて使用することで、一枚
  の画像で設定した形や色などの抽出カウントの解析条件を、複数の画像に一括適用して自動で解析させることができま
  す。解析時間を短縮するだけでなく、条件のバラツキによる誤差をなくすことができます。

 ・4x、20xの位相差レンズは、プラスチックシャーレやプレート上の培養細胞の観察用に追加しました。CO2インキュベ
  ーターは搭載しておりませんので、観察時の細胞の状態に注意してご使用ください。

 ・TRITCフィルターキューブは励起フィルター波長545/25nm (波長域の光のみ透過)、吸収(蛍光)フィルター波長
  605/70nm(波長域の光のみ透過)、ダイクロイックミラー波長565nm (565nm以上の光を透過)の仕様を持つ部品
  です。Alexa546 (励起556/蛍光573)などの蛍光色素が使用できます。(これまでのTexas Redフィルターキューブで
  はAlexa546は暗かったと思います。Texas Redフィルターキューブ:励起フィルター波長560/40nm、吸収(蛍光)
  フィルター波長630/75nm、ダイクロイックミラー波長585nm )。現在の設定では、DAPI、FITC、Texas Redの3
  種のフィルターキューブ が設定されています。この他に、TRITC、Cy5があります。TRITC、Cy5のフィルターキュー
  ブを使用する方はキューブの交換方法を講習しますので、担当までご連絡ください。

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