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【1】部門専任教員から 【2】お知らせ ●連休期間中の機器利用について ●全自動ウェスタン装置Jessと専用カートリッジキット初回無料サービスのお知らせ ●全自動ELISA装置と試用プレートのお知らせ(情報更新) 【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い |
【1】部門専任教員から |
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日頃より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。 今月4月24日に医学研究科研究プロモートセミナーで分子医学部門の新しい分析機器と受託支援サービスについてオンラインで紹介しました。シングルセル解析、質量分析、全自動ELISA装置、全自動ウェスタン装置等の利用の仕方、利用者の声・感想をお伝えしました。学内限定ですがAUCISの公開動画情報サイトでセミナーをご覧になれますので、新しい分析機器、新しい部門の分析サービスに興味のある方はぜひご視聴ください。下記お知らせ欄には、全自動ELISA装置、全自動ウェスタン装置を無料で試用できるカートリッジキットについて記しました。装置を試してみたい方は部門担当までお知らせください。 (小代田) |
【2】お知らせ |
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●連休期間中の機器利用について下記期間は機器利用については休日(土・日曜日)と同様の体制とさせていただきます。電子錠で施錠する実験室の機器をご利用予定で、入棟ICチップ(施設管理室発行)の入室登録がお済みでない方は、 5月2日(金)12時までに分子医学部門3階事務室にて手続きを行ってください。 (以前登録したことのある方は再登録不要です) 期間:令和7年5月3日(土)〜5月6日(火) また、この期間の液体窒素の大量使用は補充が間に合わなくなりますので、必要量でご使用いただくようお願い いたします。 ●全自動ウェスタン装置Jessと専用カートリッジキット初回無料サービスのお知らせ4階分光分析室に設置している共用機器 全自動ウェスタン装置 Jessと、専用キャピラリーとカートリッジ試薬キット初回無料試用サービスをお知らせします。 本装置は煩雑なウェスタンブロット作業が全自動でできる装置です。 専用カートリッジに、サンプル、一次抗体、二次抗体、化学発光試薬、バッファー等の試薬を全て載せて装置に かけるだけでキャピラリー電気泳動によるウェスタンブロットを行うことができます。バンド(ピーク)の検出 は化学発光または蛍光(2色700nm, 800nm)で行い、サンプル量は従来の1/5〜1/10、分子量レンジは2-40k Da, 12-230kDa, 66-440kDa、定量可能なストリップ&リプローブ操作、総タンパク質ノーマライゼーションに よるサンプル量の確認にも対応しています。 25レーン用と13レーン用の専用キャピラリーと、サンプルと試薬を載せるカートリッジ、専用の二次抗体を含む 試薬キットがあります。利用者が多ければ部門でキットを共用で購入して小分けして使用するサービスを行います。 利用者は一次抗体を別に用意する必要があります。 現在、当部門で試用のキャピラリー, カートリッジ, 専用試薬キットを5回分用意しています。 試用できるキット • Anti-Rabbit Detection Module(DM-001A):一次抗体のHostがRabbit用 • Anti-Mouse Detection Module(DM-002A):一次抗体のHostがMouse用 • 12-230 kDa Separation Module, 8 x 25 capillary cartridges(SM-W004A):25レーン • Total Protein Detection Module(DM-TP01):総タンパク質測定用 • RePlex Module(RP-001):ストリッピング用試薬 Jessを初めて試したい方に初回1回分に限り無料でご使用いただけます。また、メーカー担当者による初回サポ ート(試料調製、測定、解析)を受けることができます。試してみたい方はぜひご相談ください。 機器:全自動ウェスタン装置 Jess(プロテインシンプル社) 場所:分子医学部門棟4階 405 分光分析室 部門ホームページに本装置の概要、必要な試薬情報など記載しましたのでご覧ください。 部門ホームページ 全自動ウェスタン Jess ご質問ご不明な点などございましたら、担当までご連絡ください。 (担当:千田、小代田 内線:6191) ●全自動ELISA装置と試用プレートのお知らせ(情報更新)共用機器 全自動ELISA装置 Ellaについて、ご案内します。本装置は煩雑なELISA操作が全自動でできる装置として、多くの大学や研究機関で導入されています。 また、本装置は、1プレートで最大8つの抗原に対してマルチプレックス分析が可能であり、少量の検体で多項目 の分析ができることも特徴です。 1ウェルから4つのマイクロ流路が分かれ、それぞれの流路の途中3箇所に抗体が固定化されており、1ウェルで n=3、4種の分析を可能としています。4種、8種(8種の場合はn=2)の抗体の組み合わせはメーカーホームページに 掲載の組み合わせであれば、プレート1枚から注文できます。 現在、当部門で無料で試用できるヒト抗体4種(IL-4、IL-5、IL-13、IL-10)のプレートが1枚、ヒト抗体4種 (IFNγ、TNFα、IL-6、IL-8)が1枚、ヒト抗体4種(IL-1β、IL-2、IL-12/p70、IL-17A)が1枚あります。 枚数に限りがありますが、ヒト検体をお持ちで試してみたい方はぜひご相談ください。 機器:全自動ELISA装置 Ella(プロテインシンプル社) 場所:分子医学部門棟4階 405 分光分析室 部門ホームページに本装置の概要、必要な試薬情報など記載しましたのでご覧ください。 部門ホームページ 全自動ELISA Ella メーカーの日本語ページより英語ページの方がアナライト情報が更新されているようです。下記をご覧ください。 https://www.bio-techne.com/reagents/simple-plex-immunoassays/assay-menu ご質問ご不明な点などございましたら、担当までご連絡ください。 (担当:千田、小代田 内線:6191) |
【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い |
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分子医学部門ではホームページのリニューアルを機に「分子医学部門だより」を発行し、分子医学部門メーリングリストを開設して利用者の皆様に配信を始めました。「分子医学部門だより」では、部門専任教員、職員から分子医学部門の利用についてのお知らせ、各種セミナーや講習会開催のお知らせ、新しい分析機器、分析技術の紹介など、部門ホームページと連携した様々な情報を提供いたします。 メーリングリストへのご登録は部門のホームページ左側、【メール配信 登録ボタン】をクリックし必要事項を記入したメールを送信していただくことで登録できます。 貴部局におかれましては分子医学部門をご利用の教職員、大学院生の方々へメーリングリストへの登録のご案内をよろしくお願いいたします。 |