分子医学部門だより No. 96(2024年3月号)

(2024.3.29 掲載)
 平素より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
 毎号「分子医学部門だより」全文をメールとホームページの両方に掲載しています。利用者の皆様に当部門をより一層
 活用していただく一助となれば幸いです。

目次
【1】部門専任教員から
【2】お知らせ
  ●新規共用機器 シングルセル解析システム Rhapsody 導入とトレーニングのお知らせ (追記)
  ●故障の古い機器更新のお知らせ
  ●レーザー顕微鏡LSM980, LSM780、オールインワン蛍光顕微鏡の光源の更新のお知らせ
【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い

【1】部門専任教員から
日頃より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

3月は故障していた機器を修理、または新機種へ更新いたしました。利用者の皆様にはご不便をおかけしました。 詳しくは下記お知らせ欄をご覧の上、変更の点などをご確認ください。 先月に導入した共通機器のシングルセル解析システムについて、導入セミナーで使用したスライドなどをホームページに更新しましたのでご覧ください。シングルセル解析システムの利用については試料調製などを新しく受託・支援するサービスを開始します。お知らせ欄に概要を記しましたので、利用をご希望の方はお気軽にご相談ください。
                                                 (小代田)

【2】お知らせ

新規共用機器 シングルセル解析システム Rhapsody 導入とトレーニングのお知らせ (追記)

新しい共用機器としてシングルセル解析前処理システムBD Rhapsodyを導入しました。
    機器:BD Rhapsody シングルセル解析システム (Rhapsody Express, Rhapsody Scanner)
    場所:分子医学部門棟4階 406 シーケンサー室

2月下旬に開催した導入オンラインセミナー時のスライド資料、関連試薬カタログ資料などを部門ホームページ
にアップロードしましたのでご覧ください。スライド資料(メーカー作成)にはシングルセル解析を実際に行う
際の費用例なども記載されていますのでご活用ください。

    Rhapsody 部門ホームページは こちら

本機器を使ってメーカー担当者による初回トレーニングを4月下旬〜5月に予定しています。トレーニングに参加
希望の方は分子医学部門担当にご相談ください。本機器の使用の際に必要な試薬キットの検討など詳細をメーカ
ー担当者と相談していただきます。

・新しい受託・支援サービスについて
シングルセル解析を行う際に利用者が負担する初期費用をなるべく抑えるため、4回分の試薬キットを分割して
使用できるように部門で必要な試薬キット、器具類を購入しました。1キットは4回に分けて別々に使用できる
ので利用者で日程を合わせる必要はなく、使用した分だけ費用を負担していただく形で利用できます。初回トレ
ーニング後は、本機器を使ったライブラリ調製などの作業は、利用者と相談の上で当部門担当職員が受託・支援
いたしますので、お気軽にご相談ください。

その他、ご不明な点や詳細につきましては担当までご連絡ください。
                                  (担当:小代田、夏井 内線:6191)

故障していた古い機器を更新しました

故障していた超音波破砕装置と分光光度計を新しい機種に更新しました。
これまで使用していた方は使用方法に少し変更がありますので、利用時に担当へ声をかけてください。簡単な説
明をいたします。
初めて利用する方は、利用講習を行いますので、事前に担当者へお知らせください。よろしくお願いいたします。

・超音波破砕装置 Bioruptor II (ソニックバイオ) 設置場所:4階 404遠心機室
      詳細は こちら

・分光光度計 UH5200(日立) 設置場所:4階 405分光分析室
      詳細は こちら
                               (担当:夏井、目黒、小代田 内線:6191)

レーザー顕微鏡LSM980, LSM780、オールインワン蛍光顕微鏡の光源をそれぞれ更新しました

レーザー顕微鏡LSM980, LSM780、とオールインワン蛍光顕微鏡の光源を以下のようにそれぞれ更新しました。
以前とほとんど同様にご使用いただけますが、試料によっては、更新前と明るさが若干違うなどお気づきになる
場合があるかと思います。ご質問ご不明な点などございましたら、担当までお知らせください。

・レーザー顕微鏡LSM980 w Airyscan2 メタルハライドランプ光源→LED光源
 (LED光源は立ち上げ時に自動でONになります。OFFはPCまたはタッチパネルから操作可能です。)

・レーザー顕微鏡LSM780 水銀ランプ光源→メタルハライドランプ光源
 (メタルハライドランプ光源は立ち上げ時に自動でONになります。OFFは顕微鏡横のユニットのボタンで操作
 可能です。なお、光源ユニットがアクリル製保温箱の外に出ましたので、保温箱内の温度調整が以前よりしや
 すくなると思います。)

・オールインワン蛍光顕微鏡(キーエンス) メタルハライドランプ光源→LED光源
 (メタルハライドランプ光源は1年くらいの間に徐々に輝度が落ちていきましたが、LED光源に変えたことで劣
 化による輝度の低下は画像に影響ないレベルに抑えられます。)

                                 (担当:小代田、小野 内線:6191)

【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い
分子医学部門ではホームページのリニューアルを機に「分子医学部門だより」を発行し、分子医学部門メーリングリストを開設して利用者の皆様に配信を始めました。「分子医学部門だより」では、部門専任教員、職員から分子医学部門の利用についてのお知らせ、各種セミナーや講習会開催のお知らせ、新しい分析機器、分析技術の紹介など、部門ホームページと連携した様々な情報を提供いたします。

メーリングリストへのご登録は部門のホームページ左側、【メール配信 登録ボタン】をクリックし必要事項を記入したメールを送信していただくことで登録できます。
貴部局におかれましては分子医学部門をご利用の教職員、大学院生の方々へメーリングリストへの登録のご案内をよろしくお願いいたします。