分子医学部門だより No. 71(2022年2月号)

(2022.2.28 掲載)
 平素より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
 毎号「分子医学部門だより」全文をメールとホームページの両方に掲載しています。利用者の皆様に当部門をより一層
 活用していただく一助となれば幸いです。

目次
【1】部門専任教員から
【2】お知らせ
  ●超解像共焦点レーザー顕微鏡の設置、稼働準備作業のお知らせ
  ●微量自動分注装置、384ウェル対応PCR、核酸断片ゲル抽出装置の導入予定のお知らせ
  ●全自動核酸精製装置および全自動核酸電気泳動装置等について導入のお知らせ (再掲)
  ●オールインワン蛍光顕微鏡、自動現像機、Caイオン測定装置、LightCycler96の設置場所が変わりました (再掲)
【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い

【1】部門専任教員から
日頃より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

来月3月中に、共用機器として超解像共焦点レーザー顕微鏡、全自動核酸精製装置、全自動核酸電気泳動装置、微量自動分注装置、384ウェル対応PCR等の導入設置を予定しています。各機器の利用説明、機器の移動・設置については部門ホームページ等でもお知らせします。メーカー作業員の出入り等が多くなりますが、作業はできるだけ短時間に行います。利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
                                                 (小代田)
【2】お知らせ

超解像共焦点レーザー顕微鏡の設置、稼働準備作業のお知らせ

3月に共用機器として導入予定の超解像共焦点レーザー顕微鏡について、下記日程で設置及び調整作業等を行います。

作業日:設置 3月2日(水)〜3月4日(金)、 動作確認調整 3月14日(月)
設置場所:分子医学部門棟4階407レーザー顕微鏡室
導入機種:Zeiss LSM980 with Airyscan2
機種情報(メーカーURL) → こちら

利用開始可能となるのは3月15日以降の見込みです。
利用はLSM780と同様に初回利用時に部門担当から講習を受けていただきます。

3月中旬に部門ホームページでも情報を掲載します。
その他、お問い合わせは、分子医学部門担当または事務までお知らせください。

                                  (担当:小代田、夏井 内線:6191)

微量自動分注装置、384ウェル対応PCR、核酸断片ゲル抽出装置の導入予定のお知らせ

3月中に共用機器として導入する微量自動分注装置、384ウェル対応PCRの機種についてお知らせします。
設置場所、利用説明等の情報は、順次、部門ホームページ等でお知らせします。

導入機種:
・微量自動分注装置: SPT Labtech ナノリッター分注システム mosquito Genomics HV 5way
 機種情報(メーカーURL) → こちら

・微量自動分注装置: SPT Labtech ポジティブディスプレイスメント式非接触型ディスペンサー dragonfly
                discovery 6 head
 機種情報(メーカーURL) → こちら

 概要:PCR/qPCR、NGSライブラリー調製のコストダウンに利用できる微量自動分注装置です。mosquitoは
    吸引吐出が可能で、磁気ビーズ精製のプロトコールにも対応します。dragonflyは吐出のみ可能です。


・384ウェル対応PCR: Bio-Rad C1000 Touchサーマルサイクラー+384well リアクションモジュール
 機種情報(メーカーURL) → こちら
             → (+リアクションモジュール)

 概要:384 well 対応のPCR装置です。96well 用ブロックを付け替えることにより96 wellのPCRも可能です。

詳細、お問い合わせは、担当までお願いいたします。

                                  (担当:小代田、夏井 内線:6191)

全自動核酸精製装置および全自動核酸電気泳動装置等について導入のお知らせ (再掲)

今年度に共用機器として導入する全自動核酸精製装置および全自動核酸電気泳動装置の機種が決まりましたのでお知
らせします。核酸精製ミニプレップ等の操作、核酸アガロース電気泳動と解析を全自動で行う汎用機器です。

導入機種:
・全自動核酸精製装置: QIAGEN QIAcube
 原理:QIAGENスピンカラムキットをマニュアルステップなしに使用することができます。QIAcubeには遠心機、
    加熱振盪装置、ピペッティングシステム、ロボットアームが装備されています。これにより、40種類以上の
    QIAGENスピンカラムキットの完全自動化を実現します。
 機種情報(メーカーURL) → こちら

・全自動核酸電気泳動装置: 島津製作所 DNA/RNA分析用マイクロチップ電気泳動装置 MCE-202 MultiNA
 分析操作:マイクロチップへの充填、サンプルの分注、泳動分離検出、マイクロチップの洗浄およびデータ解析ま
      ですべての操作を自動で行います。また,分析スケジュール終了時に洗浄を自動で終えていますので、
      次の分析スケジュールを実行するまでに洗浄作業は必要ありません。
 機種情報(メーカーURL) → こちら

導入時期は3月を予定しています。
詳細、お問い合わせは、担当までお願いいたします。

                                  (担当:小代田、夏井 内線:6191)

オールインワン蛍光顕微鏡、自動現像機、Caイオン測定装置、LightCycler96の設置場所が変わりました (再掲)

以下の共用機器の設置場所が変わりました。ご利用の際はご注意ください。元の場所にも設置場所変更の掲示をし
ています。

・オールインワン蛍光顕微鏡 BZ-X800(キーエンス)およびワンボックス型共焦点レーザー顕微鏡 FLUOVIEW
 FV10i-w(オリンパス)を4階406シーケンサー室から410共通実験室へ移動しました。(406室電気錠登録者に
 ついては410室の電気錠登録を追加しました。夜間と休日の実験室への入室の際はカードを使用してください。)
 フロア図(学内限定)

・自動現像機を2階218室から220室へ移動しました。それに伴って220室の実験室名を自動現像機(暗室)に変更し
 ました。
 フロア図(学内限定)

・Caイオン測定装置を2階220室から218室へ移動しました。それに伴って218室の実験室名をCaイオン測定室(暗室)
 に変更しました。(220室電気錠登録者については登録を218室へ変更しました。)
 フロア図(学内限定)

・LightCycler 96を4階410共通実験室から4階405分光分析室へ移動しました。
 フロア図(学内限定)

詳細、お問い合わせは、担当までお願いいたします。
                                  (担当:小代田、夏井 内線:6191)

【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い
分子医学部門ではホームページのリニューアルを機に「分子医学部門だより」を発行し、分子医学部門メーリングリストを開設して利用者の皆様に配信を始めました。「分子医学部門だより」では、部門専任教員、職員から分子医学部門の利用についてのお知らせ、各種セミナーや講習会開催のお知らせ、新しい分析機器、分析技術の紹介など、部門ホームページと連携した様々な情報を提供いたします。

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貴部局におかれましては分子医学部門をご利用の教職員、大学院生の方々へメーリングリストへの登録のご案内をよろしくお願いいたします。