【1】部門専任教員から |
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日頃より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。 今月は実験設備・機器拡充に関するアンケートを実施しております。アンケートをお寄せいただいた各講座の利用代表者の皆様にはご協力ありがとうございました。まだ提出されていない方でご希望ありましたら締め切り後の受付も可能ですので講座でご要望の機器等を取りまとめの上、下記お知らせ欄に記載の様式を分子医学部門事務まで提出いただきますようお願いします。このアンケートは毎年行い、部門の実験設備・機器拡充計画の作成資料とさせていただいております。これまでのアンケートで多くの講座から機器の要望が寄せられ、フローサイトメーターAria III、次世代シーケンサーMiSeq、オールインワン(自動)蛍光顕微鏡、遺伝子導入装置、メンブレン発光蛍光イメージャーなどが導入に至り、最近では超解像顕微鏡などの機器を導入できることになりました。引き続き多くの要望をお寄せいただければ幸いです。 (小代田) |
【2】お知らせ |
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●超解像共焦点レーザー顕微鏡導入機種決定および搭載レンズ希望意見募集のお知らせ今年度3月に共用機器として導入予定の超解像共焦点レーザー顕微鏡の機種が決まりました。つきましては、機器情報をお知らせするとともに、搭載するレンズの種類について利用者の皆様からもご希望ご意見を募集します。 導入予定機種:Zeiss LSM980 with Airyscan2 機種情報(メーカーURL) → こちら 搭載予定対物レンズについて、以下を検討しています。この案について利用者のご意見を募集します。いただいた意 見は運用方法を決める際の参考にいたします。 意見募集期間;12月中 対物レンズZeiss:5x, 10x, 20x, 40x water (水浸専用オイル), 63x oil 上記5種のレンズはよく使われるためレンズホルダーに常時搭載する予定です。 ホルダーには6個のレンズが搭載できるので6個目のレンズについて、40x oil, または25x(Water, Silicone oil, Glycerine and Oil)を検討しています。2つとも購入し、どちらか一方を6番目のホルダーに搭載し、他方は使用 する時に担当職員が付け替えます。利用の多いレンズを常時搭載にする予定です。 25x(Water, Silicone oil, Glycerine and Oil)について: 種々の屈折率の透明化試薬により透明化した試料の観察に対応可能です。透明化することにより試料のより内部ま で観察が可能になります。 https://www.micro-shop.zeiss.com/en/us/shop/objectives/420852-9871-000/Objective-LD-LCI-Plan-Apochromat-25x-0.8-Imm-Corr-DIC-M27 その他ご希望の対物レンズ、または運用方法等についてご意見ご要望がございましたら分子医学部門担当または事務 までお知らせください。 (担当:小代田、夏井 内線:6191) ●質量分析システム(NanoLC-, LC-MS)導入機種決定のお知らせ今年度に共用機器として導入する質量分析システム(NanoLC-, LC-MS)の機種が決まりましたので機種情報をお知らせします。プロテオーム解析、メタボローム解析に対応した分析装置です。生体試料成分の網羅的定量解析を可能に します。 導入機種: MS: Sciex ZenoTOF7600, Nano LC: Waters ACQUITY UPLC M-Classシステム(Nano-LC), HPLC: Arc HPLC システム 機種情報(メーカーURL) MS: → こちら Nano LC: → こちら HPLC: → こちら 現在設置準備中です。部門職員がオペレーターになるためトレーニングを予定しています。 詳細、お問い合わせは、担当までお願いいたします。 (担当:小代田、夏井 内線:6191) ●超遠心機ハンドリングセミナー(エクソソームの分離) 開催のお知らせ7月に開催しました遠心機ロータ取扱い安全講習会、および、遠心機実験アプリケーションセミナーに続いて、ベックマン・コールター社から講師を招いて超遠心機によるエクソソームの分離を実機で講習するセミナーを開催します。 参加人数に制限があるため、今回は前回のセミナーに参加した方(講座)でハンドリングセミナーを希望の方を対象 に行います。 【セミナー概要】 今回は希望者にサンプルを準備頂き下記内容にてセミナーを進行します。 日時:2021年12月16日(木)9:00~15:00 場所:分子医学部門棟4F 遠心機室 セミナー内容: ・ベックマン・コールター社製 L-70 フロア型超遠心機を使用して、培養上清液の中からエクソソームを分離回 収します。 ・上記サンプルの前処理から回収までを行います。 ・当日は、エクソソーム分離精製用のゴールドスタンダードモデルであるSW41Tiスウィングロータをベックマ ン・コールター社からお借りし、デモして頂きます。 ・ハンドリングセミナーのほかに、超遠心法のメリットと実験のコツについても解説します。(座学になります。) また、ショ糖密度勾配作製の仕方についても説明します。 人数制限があるので事前に予約している方のみの開催になります。 次回の開催をご希望の方は分子医学部門まで是非ご連絡ください。 詳細、お問い合わせは、担当までお願いいたします。 (担当:小代田、夏井 内線:6191) ●実験設備・機器拡充に関するアンケートおよび利用代表者登録のお願い(再掲)毎年、実験設備・機器拡充に関するアンケートを各講座・部署の主任および利用代表者として登録頂いている方へ依頼しております。アンケートは、部門の実験設備・機器拡充計画の作成資料とさせていただいております。添付の様式ま たは別途配布の用紙にご記入の上、分子医学部門事務室までご提出くださいますようお願いいたします。取りまとめの ため11月末を一応の〆切とさせていただきますが、ご意見ご要望は常に受け付けておりますので、たくさんのご要望を お寄せください。 また、分子医学部門では各講座・部署で連絡の窓口となっていただく利用代表者1名を選任していただいております。 利用代表者について新たに登録される場合や変更などがございましたら、添付別紙2にご記入の上アンケートと一緒に 分子医学部門事務室までご提出下さいますよう併せてお願い致します。 実験設備・機器拡充に関するアンケート・利用代表者登録用紙は → こちら(学内限定) 取りまとめ締切:11月末 (取りまとめ後の受付も可能です。お早めにお寄せください。) ●今年度中に分子医学部門に導入予定の大型共通機器についてのお知らせ(一部更新)今年度中に当部門に共用機器として、以下の大型装置の導入を予定しています。・超解像共焦点レーザー顕微鏡(3月予定):機種名 Zeiss LSM980 with Airyscan2 既存の共焦点レーザー顕微鏡と同様の操作でより解像度の高い観察を可能にします。生細胞の超解像観察も可能で す。新機種導入により顕微鏡観察の予約の混雑も緩和されより気軽に使えるようになると期待しています。 ・NanoLC-, LC-MS(質量分析装置)(3月予定):機種名 MS: Sciex ZenoTOF7600, Nano LC: Waters ACQUITY UPLC M-Classシステム(Nano-LC),HPLC: Arc HPLC プロテオーム解析、メタボローム解析に対応した分析装置です。生体試料成分の網羅的定量解析を可能にします。 部門職員がオペレーターになる予定です。 ・微量自動分注装置、全自動核酸精製装置、全自動核酸電気泳動装置、384ウェルPCR、核酸断片ゲル抽出装置(3月 予定):主に次世代シーケンスライブラリ調製を支援する装置です。 ・発光・蛍光プレートリーダー(予定):既存の発光・吸光プレートリーダー(Infinit M200 TECAN)のPCの故障、 サポート終了のため更新を検討しています。これまで寄せられたご要望からTR-FRET、BRET等の測定機能追加 を検討しています。機種、測定アプリケーションについてご意見ご要望ございましたら、ご連絡ください。 機器詳細、分析相談などございましたら担当までご連絡ください。 (担当:小代田 内線:6191) |
【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い |
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分子医学部門ではホームページのリニューアルを機に「分子医学部門だより」を発行し、分子医学部門メーリングリストを開設して利用者の皆様に配信を始めました。「分子医学部門だより」では、部門専任教員、職員から分子医学部門の利用についてのお知らせ、各種セミナーや講習会開催のお知らせ、新しい分析機器、分析技術の紹介など、部門ホームページと連携した様々な情報を提供いたします。 メーリングリストへのご登録は部門のホームページ左側、【メール配信 登録ボタン】をクリックし必要事項を記入したメールを送信していただくことで登録できます。 貴部局におかれましては分子医学部門をご利用の教職員、大学院生の方々へメーリングリストへの登録のご案内をよろしくお願いいたします。 |