分子医学部門だより No. 64(2021年7月号)

(2021.7.30 掲載)
 平素より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
 毎号「分子医学部門だより」全文をメールとホームページの両方に掲載しています。利用者の皆様に当部門をより一層
 活用していただく一助となれば幸いです。

目次
【1】部門専任教員から
【2】お知らせ
  ●お盆期間中の機器利用について
  ●液体窒素保存室の施錠体制について
  ●遠心機利用登録と超遠心法を利用したエクソソームの単離・精製と解析に関するWEBセミナーのお知らせ
  ●フローサイトメーター FACS Aria III  修理のお知らせ
  ●レーザーマイクロダイセクション装置 ホームページ更新のお知らせ
  ●今年度中に分子医学部門に導入予定の大型共通機器についてのお知らせ
【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い

【1】部門専任教員から
日頃より分子医学部門の活動へご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

8月のお盆期間について、お知らせ欄に記載の通り部門の共通機器は休日と同様の体制でご利用いただきますようお願い申し上げます。電気錠で施錠する実験室の機器をご利用予定の方は、入棟(入室)カードの登録をお忘れのないようにお願いいたします。
さて、科研費の申請で研究計画を検討のことと思いますが、今年度中に当部門に共用機器として、超解像共焦点レーザー顕微鏡、anoLC-, LC-MS(質量分析装置)、次世代シーケンサー(iSeq100)、などが導入される予定です。下記お知らせ欄に用途など簡単な情報を記しました。研究計画の検討の情報としてご活用ください。詳細相談などございましたらお気軽にご連絡ください。
                                                 (小代田)

【2】お知らせ

お盆期間中の機器利用について

下記のお盆期間は機器利用については休日(土・日曜日)と同様の体制とさせていただきます。電子錠により施錠
される部屋の機器をご利用予定の方は、8月6日(金)15時までに入室登録の手続きを行ってください。
(以前登録したことのある方は再登録不要です)
また、液体窒素の大量使用は補充が間に合わなくなりますので、必要量でご使用いただくようお願いいたします。

 期間:2021年 8月12日(木)〜8月16(月)

液体窒素保存室の施錠体制について

8月7日(土)より、液体窒素保存室の平日夜間(21時〜翌日8時)および休日の利用は入棟カードにより入室する
体制をとらせていただきます。夜間の時間帯の設定については利用状況を見て変更する場合がございます。
夜間および休日に入室が必要な方は、現在お持ちの基礎棟入棟カードまたは病院カードの入室登録が必要になりま
すので、新規で希望される方は別紙申請書に必要事を記載の上、8月6日(金)15時までに下記メール宛または分子
医学部門事務室までお申し込みください。

 メールアドレス:bunshijimu@med.akita-u.ac.jp 
 申込書は → こちら(学内限定)

遠心機利用登録と超遠心法を利用したエクソソームの単離・精製と解析に関するWEBセミナーのお知らせ

7月16日に遠心機ロータ取扱い安全講習会、および、遠心機実験アプリケーションセミナーをオンライン開催しま
した。安全講習会に参加いただいた方は当部門の遠心機の利用登録をしました。実際に機器を利用いただくには部
門担当による機器利用講習を受けていただきますので、事前に担当者へご連絡ください。
今回安全講習を受けられなかった方で今年度中に遠心機を利用を予定している方は、個別に安全講習を行いますの
で担当までご相談ください。
今年度は利用促進の目的で、超遠心機実験アプリケーションセミナーとして、メーカー技術者の方に、エクソソー
ムの分離精製、作業と解析の実際について説明をしていただきました。同内容をアップデートしたWEBセミナーが
8月4日に開催されますので、興味のある方はメーカーホームページで登録の上ご視聴ください。
なお、メーカーよりSW41Tiロータのデモ、貸し出し(長期期間相談)とハンズオントレーニングを当部門機器で
行うことが可能です。エクソソームの分離精製を行いたい方は是非ご検討ください。

 日時:2021年 8月4日(水) 18:00〜18:30
 形式:WEBセミナー メーカー視聴登録ページは → こちら
 メーカー:ベックマンコールター株式会社

お問い合わせは、担当までお願いいたします。
                                 (担当:夏井、小代田 内線:6191)

フローサイトメーター FACS Aria III  修理のお知らせ

4階フローサイトメーター室のフローサイトメーターFACS Aria III(BD社)について、現在フローセルアクセ
スドアを開けた時に消えるべきレーザーが照射されたままになる現象が時折起きています。メーカー修理日までの
利用について、測定中に問題はありませんが、フローセルアクセスドアを開ける時にレーザーが出ていると危険な
場合がありますので、そのような場合は担当職員が対応しますのでアクセスドアを閉めてお知らせください。
測定終了後のフローセル洗浄等の操作時にレーザーが消えない場合は、本体横のレーザースイッチをOFFにして操作
を進めてください。ご不便をおかけしますが、上記の点に注意してご使用をお願いします。
下記日程でメーカーによる修理を予定しています。

 日時:2021年 8月19日(木) 18:00〜20:30頃まで
 場所:4階フローサイトメーター室

ご不明の点などございましたら担当までご相談ください。
                                 (担当:夏井、小代田 内線:6191)

レーザーマイクロダイセクション装置 ホームページ更新のお知らせ

2階マイクロダイセクション室にレーザーマイクロダイセクション装置 LMD7000(Leica)を設置しています。
部門ホームページのレーザーマイクロダイセクションのページを更新しましたのでご覧ください。
使用に必要な消耗品などの情報も掲載しています。

 機器ホームページは → こちら

利用講習は個別形式で行います。利用を希望の方は担当までご連絡ください。
                                 (担当:小代田、小林 内線:6191)

今年度中に分子医学部門に導入予定の大型共通機器についてのお知らせ

今年度中に当部門に共用機器として、以下の大型装置の導入を予定しています。

・超解像共焦点レーザー顕微鏡(3月予定):既存の共焦点レーザー顕微鏡と同様の操作でより解像度の高い観察を
 可能にします。生細胞の超解像観察も可能です。新機種導入により顕微鏡観察の予約の混雑も緩和されより気軽に
 使えるようになると期待しています。

・NanoLC-, LC-MS(質量分析装置)(3月予定):プロテオーム解析、メタボローム解析に対応した分析装置です。
 生体試料成分の網羅的定量解析を可能にします。部門職員がオペレーターになる予定です。

・次世代シーケンサー(iSeq100)(9月以降予定):小型の次世代シーケンサーです。少数の検体を分析する際に既
 存のMiSeqよりもコストを抑えた実験ができると期待されます。

機器詳細、分析相談などございましたら担当までご連絡ください。
                                    (担当:小代田 内線:6191)

【3】分子医学部門だよりの発行とメーリングリスト開設、登録のお願い
分子医学部門ではホームページのリニューアルを機に「分子医学部門だより」を発行し、分子医学部門メーリングリストを開設して利用者の皆様に配信を始めました。「分子医学部門だより」では、部門専任教員、職員から分子医学部門の利用についてのお知らせ、各種セミナーや講習会開催のお知らせ、新しい分析機器、分析技術の紹介など、部門ホームページと連携した様々な情報を提供いたします。

メーリングリストへのご登録は部門のホームページ左側、【メール配信 登録ボタン】をクリックし必要事項を記入したメールを送信していただくことで登録できます。
貴部局におかれましては分子医学部門をご利用の教職員、大学院生の方々へメーリングリストへの登録のご案内をよろしくお願いいたします。